訪問看護ステーションよつば

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もう12月になってしまいました。
先月、島根・鳥取に行ってきました。夜に名古屋を出て早朝に出雲大社に参拝してきました(写真2枚目)。ずっと行きたいなと思っていましたが、2020年に訪問看護ステーションよつばを立ち上げて以降、なかなか落ち着かず行きたい気持ちをずっと温めてきました。出雲大社は2礼2拍手1礼ではなく2礼4拍手1礼なんだそうで、参拝中気が付きました。他の参拝者が4回手をならしていたので「なんで?」と思いネットでしらべると、出雲大社はそれがマナー?なんだそうです。訪問看護ステーションよつばが末永く地域に根ざしていけるように祈願してきました。その後は観光で、名探偵コナンの作者「青山剛昌ふるさと館」(写真1枚目)で遊んだり、鳥取砂丘をみてきたりしました。夜はグランピングでプライベートサウナでしたが、大雨となり外気浴なんてできたもんではありませんでした。夜じゅう室内のバーベキューコンロで色々焼きながら、焼酎飲んで友人と喋ってました。ネットもテレビも無しの夜でした。久しぶりに遠出して現実から離れた気分でしたが、仕事のことは気になりました。まったく仕事のことを忘れて遊ぶっていうのは無理だと確信しました。
本日のタイトルに書いた「精神科訪問看護」について。訪問看護ステーションよつばは「精神科訪問看護」もさせていただいています。よつばは「小児」や「神経難病」のイメージをもって見える方も多く、「精神科も行ってます」というと驚かれることがあります。先日、精神科訪問看護の事例勉強会があったので参加してきました。地域の中での精神科患者さんには多職種が関わっていることが多く、役所や児童相談所、警察など訪問看護以外の機関も多く参加されていました。精神科看護に特化しているステーションも多く、精神科病院での経験が長かったり、ほぼ精神科看護ばかり行っているという方々もみえました。よつばの看護師は精神科での臨床経験があるものはいませんが、国が定めた研修を受けて精神科看護に携わっています。私もよつばを立ち上げてから精神科看護に関わるようになりました。事例ごとに看護過程の展開のスピードが違い目標(ゴール)も違います。全然一歩も進んでないような症例もあれば、少し違う世界が見えだしている方もみえます。精神科看護で難しいなと思うのは、利用者さんの苦悩を軽減するために関係を確立し看護介入を試みますが、自分のパーソナリティを自覚して関わっていかなければならないことでしょうか。自分が利用者さんにどのように関わっているのか、関りが利用者さんにどのような変化をもたらすのかを考えながら対応しています。自分の気持ちの変化や、自分ってこう思うんだとか、普段意識しないことも意識せざるを得ません。自分の感情や反応、価値観、ものの見方、コミュニケーションの傾向など、自分自身を吟味することになり、自分のことを考え慣れていない私としてはあまり得意分野ではないなと思うこともあります。ですが、利用者さんは精神疾患による困難をもちながらも、健全な側面を伸ばそうともがいています。私たちが病んでいる部分のみに注目していると、その方を生活者としてとらえる視点が抜け落ちてしまいます。病んでいる部分と同じように健やかな部分をつかむことがその方の全体像を理解することになり、回復を支えることになるのだと思います。かなり時間を要する過程なのですが、精神疾患を持つ方が地域で暮らしていくために、精神科訪問看護が担う役割は大きいと思います。
3枚目の写真はうちの三男のプリン作りです。いつもおいしプリンを作ってくれます。昭和的なプリンで長男・次男は「サイゼリヤのプリンと同じ!」と言っています。こういう面倒なことをやろうとするところは私には似なかったと思います。私はこういうお菓子作りとか手作り○○とかは全く興味がなく、子供たちに作ってきませんでした。それでも子供は作るんですね。親が思うように子供は育つわけではないと納得させられます。
今年はあと一回はブログ更新したいと思っています。頑張ります。