訪問看護ステーションよつば

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今日の中日新聞朝刊に、ALSの方に関わる訪問看護師のことが掲載されています。記事の中で看護師の冨士さんは、「満足死」という言葉をつかっています。『目指すのは安楽死でも尊厳死でもない。十分な医療情報を得て、さらにしっかり緩和ケアを上での「満足死」』だと。中途半端に終わらせたくない、とも話されています。
そうなんですよね。まずは十分な情報を得ることから。これは最近耳にするようになったACP(人生会議)がとても大切だと思います。自分で自分の事を決めるんです。自分で決めた事でなければ納得できない。じゃあ、どうやって決めるのか。決めるにあたって重要なのは「情報」です。情報が無ければ想像もできない。そうなった自分を思い描けない。「情報」はどこから得る?今はインターネットでなんでも情報を得ることができます。但し、考えの偏った情報もあるので注意が必要です。
私たち訪問看護師は、ALSを含む様々な疾患の方々の生活をみてきています。たくさんの情報を持っています。人工呼吸器を付けた方がいいとか付けない方がいいとかではなく、付けたときの生活を想像する、付けない場合の今後を想像する。そういう意思決定に関わっていくことも私たちの大きな役割です。看護師だけでなく、医師やリハビリ、ヘルパーもたくさんの情報を持っています。一人で考えるよりみんなで考える。だから「人生会議」なんです。
今日の午後、私も学校で「会議」があります。中学校の三者面談です(笑)。息子から「先生が僕のことで悪い事を言ったらそれは嘘だから信じないでね。」と言われました。そうかそうか、息子よ、学校で良からぬことをしているのね。「大丈夫大丈夫!何言われても大好きだからね♥」と言っておきました。さて、いったいどんな事を言われるのでしょうか。息子と同じように母もドキドキしています。



今日の中日新聞朝刊の生活面の記事です。難病指定されているALSの方と、ALSの方の訪問診療に関わっている医師の記事が掲載されています。
京都の事件後、インターネット上で「安楽死の合法化」「自分がそのような病気になったら生きていたいと思わない」「死ぬ権利があっても良い」「そのような病気でも前向きになれるのは恵まれているから」など、事件を肯定する意見が多かったことには残念な気持ちになりました。同時に私たちサポートする側の力不足も原因なのではないかと思っています。
ALSに限らず、現在の医療では治せない病気は数多くあります。それでもその病気と共に「生きていく」と思えるようなサポートをしていきたいと私は思っています。その上で大切なのは知識や技術だけではなく、記事の中の飯島さんがおっしゃっているように「一人の人間として扱い、寄り添うこと」だと思います。では「寄り添う」とは?朝から自問自答が始まりました。
新聞とにらめっこしながら難しい顔をしている私の横を、小学生の子供たちが「あ~、行きたくないなぁ学校・・・」と言いながら過ぎ去りました。この子たちにも私は寄り添っているのか?少し考えさせられる朝の時間でした。


9月1日の開設まであと一週間となりました。各種マニュアルの準備や電子カルテの研修、衛生材料の購入など日々やることいっぱいです。特に手袋やマスク、アルコール綿や手指消毒液などは、中々購入できず集めるのに時間がかかりました。あと、体温計も!なんとか購入できましたが高かった(>_<)
今は新型コロナウイルスの感染拡大防止が大きな課題となっていますが、それ以外にも様々なウイルスや細菌が存在します。利用者様のお宅へこれらを持ち込まない対応は常に考えなければなりません。
よつばでは、スタッフ全員が一貫した感染防止策をとれるようマニュアルを遵守した対応をとっていきます。利用者様やご家族にもご協力いただくこともありますのでよろしくお願い致します。