訪問看護ステーションよつば

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ゴールデンウイークが明けて、我が家の三男は朝から暗い表情でした。「ゴールデンウイーク終わっちゃった。学校行きたくないな。」と。まあ、想定内でした。連休中は好き勝手していましたから。例年は伊勢の方まで魚釣りに行くのですが、今年は先月だいぶ子ども達にお金を使ったこともあり、「今年のゴールデンウイークはお出かけ無し」と宣言し私は仕事、子ども達は家で毎日過ごしました。毎日仕事に出ましたが、道が空いているので移動のストレスが無く平日より楽でした。仕事は行くけれど、パソコンを家に持ち帰って仕事をするのはお休みしようと決めていたので、仕事後は家でゆっくりしました。4月から始まったドラマをいくつかまとめて見たり、子ども達とトランプしたり、好きなおつまみを作ってお酒飲んでゆっくりしたり。サウナやマッサージにも行きました。4月が忙しくて後半は毎日栄養ドリンクを飲んでいました。そんなの飲んでも疲労は溜まり、入浴しながら浴槽内で寝る、ご飯食べたら着替えもせずソファで朝まで寝るなど、ゆっくり休まなかったせいか肩に岩が乗ったように重くて念願のマッサージでした。なかなかの強さで「痛ーい!」と言いながら我慢の50分マッサージでしたが、めちゃめちゃ肩が軽くなってやみつきになりそうです。
ゴールデンウイークが明けて今日からコロナが5類に移行しました。政府が一律に感染対策を求めるのではなく、個人や事業者の判断に委ねられます。コロナ禍で事業を開始した訪問看護ステーションよつばですが、開設3ヶ月目でスタッフ全員が濃厚接触者に特定され休業を余儀なくされたり、スタッフやその家族、また利用者さんもコロナ陽性になったりして業務に支障が出ることも多々ありました。そうでない時も神経を尖らせ、感染しないように、知らないうちに感染させないように感染防止対策を定着させ、スタッフが感染の不安があれば早期に申し出ができるように気を配り、様々な対応をしてきました。なんとか乗り切った3年ですが、学んだり経験できたことも多かったと思います。他の訪問看護ステーションから助けてもらうこともあったし、企業様から防護具などの寄付も多く頂き応援していただきました。5類になってもコロナが無くなるわけではないので、感染状況に合わせた対策をとりつつ「自分らしくいききる人生を生活の場で支える」(よつばの理念)ことに邁進していきたいと思います。「自分らしくいききる人生を生活の場で支える」ってどんなことか。
私がお手本にしている訪問看護の先輩の言葉をお借りして紹介します。

『先を見越して
状態維持が出来るケア
変調を予想して防御出来るケア
丁寧に繰返し説明して納得を生み出すケア
痒い所に手が届くケア
次に来る予定の支援まで守れるケア
こられをして見せて
諦めないで闘病生活に耐え得るようになってくれる』

私達の仕事はすぐにどうこうできることもありますが、ほとんどは地道な作業です。ですが、それが「諦めない闘病生活」につながっていくのだと思っています。