訪問看護ステーションよつば

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今日の中日新聞の生活欄で、君島十和子さんの「家族のこと話そう」が掲載されていました。共感するところがいくつかありました。一つ目は「家庭では私が元気で明るくしていることが、家族の幸せの源になる。」という言葉。専業主婦だった君島さんのお母さんは夕方6時には夕飯が食卓に並んだそうです。君島さんもそうしようと努力されたけれど7時や8時になってしまうことが多かったそう。完璧な夕ご飯ができないからって、一人でストレスをためてイライラするより、おかずがちょっと少なくても笑顔で食べられる方を優先しようと思われたそうです。以前は働いていた職場で、シングルマザーで訪問看護をされている方がみえました。もうお子さん達は大きくなられていましたが、小さい頃は吉野家やHotto Mottoのお弁当にすごくお世話になったと言ってみました。私も以前は、子ども達にスーパーのお総菜を食べさせたり外食させることに罪悪感を抱いていたことがあります。その看護師さんの話を聞いて、吉野家とかお弁当でもいいのかと思い、お総菜などを買うときは「お総菜ではなくて時間を買ってるんだ」と自分に言って買っていました。今ではそんな罪悪感は1ミリも無くなりいろんなお店のものにお世話になっています。自分が楽になり余裕がでると、余裕が無かった時の自分を客観的にみることができ、切羽詰まった生活してたなと気づきました。子ども達は好き嫌いもあるけれど、みんな健やかに育っています(笑)
二つ目は時短勤務のこと。時短勤務で仕事量を減らしたわけではないけれど「全力で仕事をしない人」と見られたことがあるそうです。すごく共感できて、私も病院勤務で育休明けの時、夜勤を免除してもらい日勤は30分の時短勤務でした。悪気は無いのかも知れませんが「育児休暇で一年休めて、そのあとは時短勤務ができて羨ましい。」と先輩独身看護師に言われた事があります。そこまでダイレクトに言われなくてもそういうことを言う方はまあまあみえました。でも、君島さんが言われるように、仕事量を減らしたわけでは無いんです。日勤で30分少ない分、日勤の仕事を時間内に終わらせられるよう、常に頭はフル回転して次の行動とその次の行動、またその次の行動まで考えて動き、頭も体もフルに使っていました。係や委員会の仕事、病棟の会議なども勤務時間内にこなし、会議に出られない時は書面で意見をまとめておいて事前に提出しておくなど全力で仕事をしていました。仕事が終わってもその後が本職のようなもので、子ども達との生活を回していかなければなりません。本当に全力疾走でした。だから、よつばでも子育て中のスタッフがいつも元気に働いてくれているけど、その裏には大変な生活があることが理解できます。先日、子どもさんが体調を崩して深夜2時に連絡がありました。その日出勤できないかもしれないと。朝一の訪問担当を変更しなければならないという気遣いでそんな時間に連絡をくれたこと、そんな時間でも子どもの世話に明け暮れていることを想像すると働くお母さんは応援したくなります。よつばの利用者さんは小児が多く、疾患や障害をもつ子どもを育てながら働いているお母さんもみえます。その子の病状だけみていくのではなく、生活もひっくるめてみていくように心がけています。そして、応援する立場でいたいと思っています。
上の写真、いかは私の父が釣ってきたもの。次男がさばいてイカ焼きを作ってくれました。マヨネーズと七味をかけて美味しかったです。あと「ノーリミットユアライフ」という映画が18日から公開されます。その写真を載せました。ALS患者の武藤さんとその奥様のドキュメンタリー映画です。美男美女のご夫婦です。私はALSの利用者さん、スタッフと一緒に観に行ってきます。