週末は野球のワールドシリーズや選挙の番組が多かったですが、我が家では競馬(天皇賞)のことも盛り上がりました。長男が競馬好き(未成年なのでみるだけ)なので、よく昔のレースも見ています。私は全く興味のない分野でしたが、電車と同じく子供に感化されて少し見るようになりました。天皇賞ではドウデュース(武豊騎手)が後ろから2番目にいたのに、最後の直線でぐんぐん走って一着でゴールしたのです。めちゃめちゃ速かったです。長男が「ドウデュースは一着とれる馬だと信じてたけど、どこかで信じ切れてなかったな~」と言っていました。そうそう、母もあなたたちのこと信じてるのよ。でも信じ切れずあれこれ言ってしまうのよ、わかる?と心の中で思いました。「信じる」って簡単なことではないですね。子供に限らず仕事においても信じることができなかった自分に後悔することが度々あります。
写真は「オノマトペカード」を使った言語訓練の様子です。「訓練」と言ってしまうと堅苦しいですが、まだ明瞭に発音できない子と一緒に擬音語や擬態語を使って言葉を発する練習をしています。「わんわん」とか「もーもー」とかリズムも良いので言いやすいのです。カードを出して遊びに誘いましたが、初めは興味を持ってくれませんでした。スタッフの提案でホワイトボードに貼っていくようにしたら楽しいのではということでやってみました。本人は言葉の訓練をしているつもりはありませんが、ペタッと貼るのも、「もーもー」と言うのも楽しんでいます。毎回少しずつやり方やカードを変えて継続できるようにしていますが、大事なのは「たのしい」と思えることです。やらされていると感じたら、もう興味をもってくれないと思うので、こちらも「明瞭に発音させよう」とか「間違わずに言えるように」など考えずに、たのしそうに「ぷんぷん!」とか言ってる姿がかわいいなあと思って一緒に遊んでいます。訪問看護の中で小児に関わっていると、自分の子供の幼少期はとっくに終わっているけれど、こうやって今でも子育てをさせてもらっているような気持ちになります。こどもの「遊びの中で学ぶ」ことは多く、成長につながっていきます。今年から保育園に入園した子や小学校に上がった子もいます。そうやって社会に出ていきながらも訪問看護でかかわりを続けていると、成長の大きさに驚きます。「子どもは子どもの中で育つ」、「遊びの中で身につける」ということは間違いないです。自分の子供には余裕をもってできなかったことを、仕事の中でさせてもらっています。
10月は少し時間ができて、目まぐるしい忙しさはありませんでした。おかげで疲労で体がしんどくてマッサージに行くこともありませんでした。なかなか連休をとることもできませんでしたが、時間のあるうちにと思い11月は友人と出雲大社に行ってきます。行きたいなと思っていた場所です。グランピングで肉を焼きお酒を飲んで、サウナに入りたいだけ入ってきます。子供たちは留守番。洗濯機の使い方、食洗器の使い方も教えたので二日間よろしく!