訪問看護ステーションよつば

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読んで字のごとく、他の職種とも連携していくこと。この「他職種連携」って病院勤務の時も今もよく耳にします。連携とは「同じ目的のために連絡し協力しあって物事をすること」だそうです。この「同じ目的のため」ってところが大切。一人の利用者さんに何カ所からか訪問看護に入ることがあります。また、介護員(ヘルパー)さんが支援に入ることも。そしてもちろん医師もいます。船に例えると想像しやすいのですが、大きな船にみんなが乗って、ある島(目的)に向かっている感じです。協力しあってそっちへ向かう。連携がとれていない状態というのは、みんなが一つの船に乗っているけれど、ただ流されて乗っているだけの人、一人はA島を目指しているけれどもう一人はB島を目指している、更にもう一人はC島を目指している。そうすると船はいっこうに目的地までは行けません。広い海の上であっちこっち漕ぐから揺れているだけで、場所はずっとそこ。
訪問看護ステーションよつばの理念として「生活の場で生ききることを支援する」とあげています。私は、事業所としてもスタッフがみんな同じ方向に舵取りをしているだろうかと考えています。少し船が揺れだしたら、私たちの目指す島(理念)はどこだった?と立ち返る。そんな繰り返しだと思っています。
他職種連携の話に戻りますが、いろんな職種の方々と支援していく中で、時に方向性が違ったりすることがあります。どっちが正しくてどっちが間違ってるというように白黒付けられない状況です。職種が違えば見る視点が異なってくるし、経験によっても異なってきます。でも、もう少し方向を合わせたいと思うことがあるのです。11月はそんなことを経験し、他職種の意見を聞いたり、実際に一緒に支援に入って意見交換したり、レクチャーを受けたりしました。そんな中で利用者さん本人の思いも上手にくみながら、他の職種に看護としての意見を聞いてもらうというのは本当にパワーのいる作業でした。今もまだその作業の途中ですが、いろんな方に助けてもらいながら、船を少しずつ目的の島まで近づけていきたいと思っています。
今日から12月になり寒さも増してきました。本格的に冬になっていきます。朝お布団から出られない、夕飯に鍋が頻繁にでる、子どものサッカーを見に行くのがおっくうになる、朝のランニングが減っていく・・・など大抵今後の事が想像できます。でも、頑張ってお布団から出て、子どものお弁当作りをがんばる、夕飯にお鍋ばかり出さない、子どもが頑張っているサッカーを見に行く、自分も運動がんばる!に変えていきたいと思います。