訪問看護ステーションよつば

お問い合わせ

Instagram

よつばブログ

もう3月も下旬となり外の様子もすっかり春になりました。桜もちらほら、私の家の近所の公園にはチューリップも咲き出しています。先週までは袴姿の学生さんの姿もよくみました。我が家は今年、卒業や入学の子どもはいません。ちょっとほっとします。体型が変わるのでスーツが着れるだろうかとか、準備するものに追われたりすることが今年はありません。利用者さんのご家族では小学校に上がられたり、入園を控えていたりと忙しい空気が流れているお宅もあります。また春から遠方に引っ越される方もみえます。今日伺った利用者さんは「この時期になると調子が悪くなる。昨年の今頃体調を崩して入院した。」と。そして先週からなんだか調子が悪いのです。「もう入院は無理だ。入院したら帰ってこられない。」とも言われています。身体は自由に動かせないのでほとんどの時間をベッドで過ごされますが、それでも病院のベッドと自宅のベッドでは全く過ごし方が違うのでしょう。少しでも体調が良くなるように水分量を調節したり、異変を見過ごさないように様々な事を観察したり、話を聞いて不安の軽減に努めたり、元気な空気を持ち込んだり、真面目な顔ばかりしないで笑顔をみせられるように前向きな気持ちで訪問に伺っています。
家に帰れば子ども達が甘えてきてくれて、いい顔を見せてくれることで母親として頑張る力をもらうことができます。仕事では利用者さんやその家族が安心してくれたり笑顔を見せてくれたりすることで、また頑張ろうという思いにさせてもらえます。そんな毎日が私の「普通の生活」です。普通の生活ができることは有り難いことです。春になって私は誕生日を迎えます。来月43歳です。「よつばのスタッフの中で私が一番若い!」ってよく言ってますが若いっていいなって思うけれど、歳をとって今もいいなって思います。歳を重ねただけ色々と経験も積んでるし、考え方の幅も広がりました。大切な事は何か、幸せってなんなのか自分なりの答えも持っています。だから歳を取るけどまあいいかって思えます。スタッフで私が一番若いですが、みんな40代です。ある利用者さんには「そんなに変わらんじゃん」と言われています。そうなんです。みんな同じような年齢です。でも、お子さんが大きいからすごく年上に思えるんです。「老眼で見えない」とか言われると、私もその道を通るのか・・・と怖くもなりますが。
明日は名古屋市の小学校・中学校で修了式です。子ども達が春休みを迎えます。街には子ども達が多く出歩くと思うので運転に気をつけて元気に訪問に行きたいと思います。