訪問看護ステーションよつば

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雨が続き湿度はあるけれど暑さは厳しくない日々を過ごしています。昨日、車椅子で散歩の予定を立てていて、直前まで雨雲レーダーとにらめっこして「行ける!」と判断しました。医療機器を足下に積むので、ぬれた地面からの水はねも考えてビニール袋で包んだりといつもと違う準備も必要となりましたが、30分ほどの散歩をする事ができました。自宅に戻って利用者さんをベッドに戻していたら外は大雨でした。すごくラッキーなタイミングで外の空気を吸うことができました。その後の訪問はそのまま大雨。車から降りただけでびしょ濡れです。その訪問が終わった後も大雨で、玄関を開けたら視界が悪いほど降っていて、そしたらその利用者さんのお宅の小学生の女の子が「行っちゃだめ!雨ひどいよ!」と私の腕をつかんで言いました。とても心配そうな顔で言うので可愛かったです。「雨宿りしたいけど次があるからね~。」と言って出ましたが心配してくれたのになんだか申し訳なかったです。
移動しながら仕事をするので、天候や交通状況に振り回されることもあり、台風とゲリラ豪雨、雪道は困りますが、この一年事故もなく約束の時間通りに利用者さんのお宅に訪問することができました。先ほどの小学生のように、利用者さんやそのご家族からの気遣いやご協力を受けながら仕事をすることができています。来月9月で「訪問看護ステーションよつば」は開所してから一年となります。延21名の利用者さんとの出会いがありました。その中でも、今みている赤ちゃん達の何人かはそろそろ看護の手を必要としなくなりそうだなという子が数人います。病院から退院して自宅で過ごすのに訪問看護を受けていますが、成長・発達に伴い通所(自宅でサービスを受けるのではなく施設に通って受ける)での支援に移行したり、保育園に通えるようになったりと生活の場が自宅オンリーから外の世界(社会)へと変わっていきます。首がすわる前からみてきているので、近くで成長をみられたことはとても嬉しいことです。訪問終了となることに寂しさもありますが、とても幸せな時間を過ごさせてもらったことに感謝です。
この一年、利用者さんはじめスタッフのみんなや地域の方々にお世話になりながらなんとか仕事ができたと思っています。コロナ禍で始まり今でもその影響は大きいですが、スタッフがだれも体調を崩さずに働いてれたことに感謝しています。
『「自分らしくいききる人生」を生活の場で支える』ことを理念に地域で多くの方々と関わっていき、看護師としての役割を発揮できるステーションにしていきたいと思っています。

※少しの時間でも一緒に働いて頂ける看護師さんを募集しています。