訪問看護ステーションよつば

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朝晩が涼しくなって秋の空気が感じられるようになりました。過ぎ去った今年の夏は、新型コロナウイルス感染拡大によってどこにも行きませんでした。町内のお祭りも、子供会の行事も中止となって、家族で海やキャンプに行くこともありませんでした。その代わり、家の近くの公園で何回か花火をしました。夏の花火も良いですが、少し涼しくなった先日も花火をしました。子ども達はいろいろな遊び方を考案して、楽しんでいます。キャンプファイヤーのトーチのようにしてみたり、地面にさして並べてみたり、普通に花火を眺めてみたり・・・。そんな様子を見ていると、私も楽しくなってきます。
四季折々にいろいろな行事がありますが、子どもがいなかったらスルーしていることたくさんあります。花火だって、大人だけでは中々やらない。子ども達のお陰で楽しませてもらっていることたくさんあります。
現在乳児の訪問看護に入っていますが、その乳児のお兄ちゃんが元気いっぱい!お母さん大好きで、お母さんが赤ちゃんのお世話をしようものなら、自分も手を出す。沐浴しようものなら自分も裸になってベタベタ・・・。お母さん、ため息多いです。全然赤ちゃんのお世話ができないって嘆いています。下の子の宿命ですね。中々抱っこしてもらえないとか、上の子にダイナミックな扱いを受けるとか。
そんなことがあったなあって、私も思います。頭では分かっていてもお兄ちゃんに邪魔されているようでイライラしてしまったり、自己嫌悪になったり。そんな毎日の繰り返しでした。明日こそおおらかな気持ちで子どもと向き合おうと決意するけれど、そんな決意もすぐに崩れてしまい、毎日同じ事の繰り返し。
でも、子ども達が大きくなって今はとても楽になったし、子ども達と毎日を楽しめるようになりました。成長しても学童期なりの問題が起こったりして悩む事はありますが、そんなのは一時的です。それよりも、成長に従い親のそばを離れている実感の方が大きく、もうすぐで子ども達と楽しむなんていう時間が終わるんだなって感じます。花火をしながら、来年もできるかなとか考えてしまいます。
 今、とっても大変なお母さんたち。応援しています。毎日同じ事の繰り返しって結構大変。そんな中で、訪問看護の1時間だけでも上のことの時間にできたり、下の子のお世話に集中できたりできればいいなって思います。私たち看護師が何か大きなことができる訳ではないですが、応援団としてそばで見守っています。