訪問看護ステーションよつば

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週の半ばは訪問件数が少なめなので私はお休みを取る事が多いのですが、今週はバタバタと忙しく過ごしました。先生に相談したり、他の訪問看護ステーションに相談したり、関係各所に連絡したりする事を昨日、今日でやっていましたが。またそれを記録に残してとか、今後どうしていこうかと考えたりしているうちに1日が終わっていきます。
訪問看護では、慢性疾患をみていく事が多いのですが、その受け入れ段間は人それぞれで、どこの段階にその人いるかによって看護師の対応も代わってきます。例えば人工透析が必要だと宣告された方が初めは「透析するくらいなら死んだ方がいい」と思うのは①『喪失』の段階。「病気のことは考えたくない。ほっといて。」は②『拒絶』。「病気のことだけ考えて自己管理に必死」なのは③『闘争』。「なんとなく頑張れてるかな、不安も減ってきた」は④『折り合い』。「病気があって自分の生き方を見直した」は⑤『受容』です。最終的なゴールは⑤『受容』の段階です。それぞれの段階にどれくらい滞在して①→②→③→④→⑤と進んでいくのかは人それぞれです。進んだり戻ったり、飛び越えたりすることもあります。すぐに次の段階にいってしまう場合もあれば③に何年も留まっている人もいます。なので③に長くいるなら次の④に進めるようにしたいと思ってしまうのですが、そこを決めるのは本人。本人の気持ちを決めていくのは、それまでの生き方や環境、価値観なのだと思います。私たち看護師は、その疾患の行く末がある程度みえているので、「こうなるからこうしておくべき」と先回りして考えて色々と助言することもあります。でも、疾患の『受容』ができていない方には先を見据えたことを受け入れる事ができません。正しいのかどうか分かりませんが、私は例えば③の『闘争』にいる方にはそれに付き合います。①の『拒絶』いる方にはその思いを傾聴します。それぞれの段階での向き合い方をしています。
今日は普段会わない方とお話ししたりして、そんなことを考えていました。
写真、1枚目は私がバレンタインでもらったお菓子です。その日のうちに食べてしまいました。我が家の子ども達のバレンタインは盛り上がっていませんでした。チョコレートをもらってきたのは次男だけ。その次男も「ちょうだい」とお願いしてもらったものです。三男は昨年、数人からもらっていたけどな~。2枚目は熱田神宮の梅です。訪問の合間に散歩してきました。今年はまだ伊勢神宮に参拝していないので週末行ってきます。