訪問看護ステーションよつば

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またやってきました。レセプト作業。10月は訪問件数が減りましたが、体感としてはそんな感じのしない一ヶ月でした。心配な状態の利用者さんがいたり、どうしたらいいかなぁと悩まされる状況もあったりと、あっという間に終わってしまった10月でした。レセプトもありますが、月初めにはカンファレンスをして、ひと月のスタッフ毎の訪問件数や緊急訪問の内容もフィードバックします。そのための資料を出力して、とりあえず私自身で振り返りました。10月は4件の緊急訪問がありました。緊急訪問により、救急搬送や病院受診の判断となったもの、調子が悪いけどその対応で経過みましょうとなったもの、お母さんの不安で呼ばれたけれど、「大丈夫ですよ」で安心してもらえたもの。その他にも、電話対応で済んだ事例など、何件かの電話対応もありました。緊急訪問って、病院でのナースコールとは違ってすぐには駆けつけられません。早くて30分でしょうか。待たせてしまうけど、私たちに頼ってくれることは嬉しく思います。だから緊急での出動は苦になりません。それよりも、訪問時の状態変化に対して、適切にアセスメントできるかとか、それに基づいて適切な行動が取れるかとか不安はあります。例えば「腹痛」で呼ばれたとしても、命に関わる状態のものやそうでないもの、救急搬送はしなくていいけど、先生には診てもらった方がいいものなどなど、判断は様々です。緊急で呼ばれた時は、私の場合は頭の中は消去法です。まず、命に関わる事から否定できる根拠を明確にします。腹痛なら、ショック兆候や腸の閉塞性などを確認。それらが無ければ急性腹症は否定できる。腹痛といいながらも、心筋梗塞が隠れていたりする事もあります。「腹痛」の訴えでお腹だけしかみないと気づけないです。だから、考え得る重大な事案をしっかりみていきます。それらを否定できたならレベルを一つずつ下げていって異常を見つけ出します。あれもこれも大丈夫だなあと思えば、少し経過をみさせて頂く判断になります。経過をみていく中ではっきりとした症状が出てくることもあるからです。緊急訪問は無いに超したことはないですが、もし不安や心配なことがあれば躊躇なく呼んでほしいと思います。生活の場での療養を続けるにあたり、そのような体制があることは必須です。それに応えられるように私たちも知識や技術を深めていきたいと考えています。
今週の土曜日には小学生の息子たちの運動会です。来週は中学生の息子の合唱コンクールです。運動会も合唱コンクールもかなりの縮小版ですが子どもも私もとても楽しみにしています。子ども達が頑張っている姿をみられるのは嬉しいですから。だから、金曜日までにはレセプトを終わらせます!
そして、またしっかりお伝えしますが、当事業所でも精神科看護を受けられるようにスタッフ2名に必要な研修を9月から受けてもらいました。2人とも研修とテストを終わらせて修了できたので精神科看護の指定事業所としての申請をしています。私もその資格を得るために今後研修を受けていく予定です。看護の幅が広がるといいなと思っています。