訪問看護ステーションよつば

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よつばブログ

最近、なかなかブログの更新ができず・・・。ブログは大抵お家で書いていますが、最近は晩ご飯が終わると外へ走りに出かけます。朝も頑張って起きられたら走ります。なのでパソコンに向かう時間を作れずにいました。今日は、訪問に入る前のマンションの階段で転んでしまい膝を打撲。大事を取って運動をお休みしました。上の写真は週末に参加したマラソン大会の参加賞です。クオーターと言って10キロちょっとを走ってきました。庄内川の河川敷です。ここはほとんどフラットなので走りやすくて好きです。だいぶ前に大高緑地公園のマラソン大会に参加したことがありましたが、坂ばかりで途中で走るのをやめてしまったくらいです。庄内緑地公園では毎月何回かマラソン大会が開催されるのでおすすめです。今月末と1月にはハーフマラソンに参加して、2月には30キロマラソンに参加して、3月に名古屋ウイメンズマラソンに参加の予定です。昨年は、年末のスノーボードで転んで肋骨を骨折しウイメンズマラソンを走ることが出来なかったので今季は怪我に気をつけていきます。
私の家の近所に小さなクリニックがあって、まだ20代の頃に1年だけそこで看護師のアルバイトをしていました。耳の遠いおじいちゃん先生と、きびきした薬剤師の奥様がやってみえて、私は夕方の診察の手伝いをしていました。そんな町医者なので、時々必要となる胸部レントゲンなんかも私が撮影していました。たぶん看護師はだめなのかな。でも、先生は耳が遠いだけでなく「よく見えない」というので私がやっていました。先生は耳が遠く目が見えないだけで無く、字がくちゃくちゃでカルテに何て書いてあるのかさっぱり読めなかったんです。始めてカルテをみた時は、昔の先生だからドイツ語で書いてるんだと思ったくらいでした。薬の処方を読んでその薬を出さないといけないので、「先生の字が読めないです。これなんていう薬ですか?」と奥様に聞くと、「あの人の字が読めないなら本人にちゃんと確認してきなさい。」と怒られました。なかなか厳しい奥様で、クリニック内のトイレ掃除も私の仕事だったんですが、細かく掃除の仕方を教えられました。もう10年くらい前にクリニックは閉院したのですが、今日久しぶりにばったりその先生に会いました。元気そうで良かったと思いましたが、奥様のことを尋ねると「ぼけてしまってホームに入っているよ。」とのことでした。外来での計算をいつもそろばんをはじいてされていて、声が大きくて元気だったのに、あれから15年くらいで老人ホームのお世話になるような状況になったんだと驚きました。だから先生は今一人暮らしをされていると。「洗濯もご飯も掃除も全部やってもらってたのに、今は自分でやらないといけない。ぼけたもん勝ちだなあ。」と言ってみえました。ずっと二人でクリニックをされてきて、引退してからもお二人で過ごされるんだと思っていました。でも、晩年を別々の生活場所で過ごされていくのだなと思うと寂しい思いがします。夫婦でもいつまで一緒にいられるか分からないし、突然別れが来るかもしれないし、生きていたって一緒に生活できるとは限らない。先生も、何十年も一緒にいた奥様と離れて寂しだろうなあと思いました。でも、毎年年賀状のやりとりだけだったので、久しぶりにお話ができて良かったです。