訪問看護ステーションよつば

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よつばブログ

今年も残すところあと数日となりました。今年最後のブログになります。
訪問先では、小児のお宅に行くといつもは幼稚園や保育園で不在の兄弟が冬休みでいたり、お孫さんがみえるかたは遠方からかわいいお孫さんが遊びに来ていたりと、仕事をしていてもいつもと違う雰囲気を感じます。先日は、小学生のお孫さんが利用者さんであるおじいちゃんの顔ふきや手ふき、食べることの手助けなどを一緒にしてくれました。途中、その子の弟が「ゲームしよう」とお兄ちゃんを誘いに来たのですが、「今はじいちゃんの事やってるからダメ。」と断っていました。普段一緒に住んでいるわけでもないし、おじいちゃんは人工呼吸器など見慣れない機械も使っているのに、物怖じせずおじいちゃんの身体に触っていました。たくましいお孫さんでした。いつもとは違う利用者さんの嬉しそうな表情をみることができ、私も嬉しかったです。
「訪問看護ステーションよつば」として2回目のお正月を迎えます。ステーション理念である「生活の場でいききることを支援する」ことを大切にして利用者さんやそのご家族と向き合ってきました。迷ったり悩んだり、失敗したこともありますが、よつばのチームとしてスタッフ間で知恵を出し合いあれこれと試行錯誤しながら歩んできました。そんな一年を締めくくれることに安堵の思いです。また、今年は新しいスタッフを迎えることができ、全てのスタッフが元気に働いてくれました。
来年も良い仕事ができるよう頑張っていきます。皆様、良いお年をお迎えください。


今日はトライアスロンみたいなことをしました。「ジョギング」、「自転車」、「歩く」です。朝から10キロほどを走り、その後自転車に乗り50分かけて東山動物園へ行き、動物を見ながら1時間半ほど歩き、また自転車で帰るといった感じです。脚力をつけたいのですが、走っているだけでもつまらないしもう少し負荷をかけたいとも思うので、目標地を決めて自転車を走らせました。所々坂道を走るので息も切れてつらい場面もありましたが、無事に帰ってきて夕方からは仕事をしました。東山動物園は広いです。昔は、ライオンとか像とかいる南園しかみていませんでしたが、最近は北園のほうが好きです。大型の鳥類やオオカミ、バイソン、あと自然館があってワニや夜行性動物、は虫類、ヘビなどがいます。一人で動物園に行くのは20代の頃以来だったと思います。子どもができてからは何度も子ども達と行きました。最近は子ども達が「動物園に行きたい」と言うこともなくなりました。一人で動物をみてまわっていて、もう子ども達と動物園に来る事は無いのかもと思ったら少し寂しかったですが、私も一人の時間を楽しめるライフステージになったのね、とも思いました。夜に子ども達に「動物園に行ってきたよ」と言っても「ふーん」で終わりました。女の子だったらもう少し話が進むのかなと思いますが、男の子しかいないので仕方無いです。こうやってブログに書いて満足です(笑)。
今日、ご自宅で転ばれた方がみえました。ALSのご主人が歩かれるのですが、上半身は力が入りません。足はなんとか歩行出来るぎりぎりのレベルを保っています。トイレの後、歩き出しに転ばれ近くにいた奥様を下敷きにして二人で倒れたそうです。二人とも骨折しなくて良かった~。転んだ原因について私とご夫婦で話をしました。単に下肢の「筋力低下」だから仕方が無いことと考えず、他にも原因があるならそれを取り除きたいからです。ご主人の場合、歩行時の介助者の立ち位置によって本人が歩きにくいとか、身体が引っ張られてしまうとか感じるようです。どっち側に立って欲しい、どこを支えて欲しい、なぜそうなかなど、色々と話されました。私たちは、その本人の身体になれないのでどう感じるかとか、どうしたら歩きやすいのかなど、やはり言ってもらわないと分からないことが多いです。言ってもらっても当事者で無いので理解しがたい部分もあります。だいぶ時間を取って話をして原因がみえてきました。途中、ご主人が悪い、妻が悪いみたいに双方が押し付け合いになり「夫婦喧嘩」みたくなる場面もあり、「喧嘩しないでくださいよ~」というと「喧嘩はしていない!」と言われてしまうこともありました(笑)。たぶん、お二人で話すと「どっちが悪い」みたいになってしまうのですが、他人の看護師が間に入ることで建設的な話し合いができたかなと思っています。そんなこんなで転倒についての原因検索をしていたら、バイタルサインの測定(血圧や体温など)をし忘れて帰ってきてしまいました・・・。反省。
さあ、子ども達は明日が終業式です。冬休みに入ります。お昼ご飯の準備もあるし、遊びにも連れていってあげないといけません。子ども達の意見をまとめて、今年は「スキ-」「映画」「雪だるま作り」をすることになりました。「雪だるま作り」は雪の積もっている地域まで行って雪だるまを作ってくるというプランです。たぶん、富山の方に行きます。
ということで、忙しいですが今年は来週が最後のブログになると思います。書けるかな~。



最近CMでよく見る介護用ベッドで、寝た状態から床に足をついて座った状態までベッドが動いてくれるものがあります。近くの生涯学習センターで実際のものをみられるということで、訪問の合間にうかがって体験してきました。寝た状態から足を出して座る状態にするには、通常ギャッジアップをしてから介助者が背中と足を支えてクルッと90度回す必要があります。また、90度回したあと、座位が保持できないので介助者が支えていなければなりません。そうすると、車いすやポータブルトイレをベッドに近づけたいとき、片手で要介助者を支えながらもう片方の手で車椅子などを引き寄せます。時々私は足を使って引き寄せたりもします(笑)。この動作時に、今日見たベッドは床に足をついて座った状態でも背もたれがあるので要介助者も介助者も随分と楽なのではないかと思いました。また、サイドアップ機能と言って、背中が上がるときにそれと連動してマットレスの両サイドが身体を包み込むように動くので、左右に身体が倒れるのを防ぐ仕組みになっていました。片手で支えられるよりも要介助者は安心出来るのではないかと思いました。
よつばの利用者さんでこの機能があった方がADL(日常生活動作)のレベルが上がる人がいるかな~と考えてみました。ALSのかたで端座位(ベッドサイドに足を出して座る状態)をとって座りながらリハビリをしています。座位が保てないので後ろからヘルパーさんに支えてもらって前面からリハビリをしています。このベッドが使えるかもしれないけれど、ベッドの足下にパソコンやナースコールを取り付けているのでベッドを動かすとパソコンなどが壊れてしまいます。なので使えません。残念。ベッドは寝たり起きたりするだけでなく、身体の自由がきかない方にとっては「ベッド」=「生活の場」になります。よつばで訪問させていただいている方の中にはそういう方々が多く、訪問時にベッド上で何か処置などをするときには、ベッドに置いてある物の位置を変えないように注意しています。処置の都合で物を移動させた時も、元あったように戻します。数㎝のズレが「届かない」、「力が入れにくい」など生活の不自由につながるからです。
11月から入社してくれた看護師さんと今も同行訪問しています。訪問看護で「生活の場に入って仕事をさせてもらっている事」を色々な場面で伝えています。「訪問看護は経験を積んでいないとできない」みたいに思われている部分もありますが、大切なのはアセスメント能力やテキパキと仕事をこなす技術だけでなく、「対象者と向き合う態度」、「思いを傾聴する姿勢」、「本人が大切にしていることを大切にできる気持ち」など目に見えない事の方が多いです。新人さんと同行しながら、そういうことを伝えられるように意識しています。
もう独り立ちできる訪問もあったり、まだまだ同行で学んでもらう事が多い訪問もあったりしますが、利用者さんとそのご家族のご協力もあり順調にきています。皆様のご協力に感謝しています。
写真は大名古屋ビルジング5階のイルミネーションです。ランニングしながら行ってきました。23時まで点灯しています。カップルや若い方々が多く、一人でランニングの格好をして写真を撮ってる人はいませんでした(笑)。



今日は名古屋港まで走ってきました。自宅からは6キロ弱です。少しハイペースで走ることのできる距離です。名古屋港でクリスマスのイルミネーションをやっているのでその写真を撮ってここに載せたかったのですが、イルミネーションは21時までだったようです。私が着いたのは21時10分。終わってました。残念。クリスマスツリーが飾られていると思ったのでそれだけでも見たかったのですが、ツリーもありませんでした。ツリーみたいなイルミネーションはありました。名古屋港のイルミネーションを前回見に来たのは、私が高校2年生の時で、その時は大きなもみの木のツリーがありました。飾り付けも綺麗にされていて印象に残っていました。26年前の話です・・・。広場を散歩しながら、あのツリーを見たのは26年も前なんだと思うと、本当に時の流れは早いのだと感じました。一緒にそのツリーをみた高校の先輩は覚えてるかな~と昔を思い出しました。もみの木のツリーが無かったことは残念でしたが、また点灯している時間にイルミネーションを見に行ってみたいと思います。
今日走るときに家を出た際、次男に「何で走るの?」と聞かれました。「運動しないと普通にしてるだけで太るから。」と答えました。そしたら次男は「運動してるだけではダメ」「朝起きて野菜ジュースを飲むのはダメ。糖分多いし野菜ほどの栄養価はない」「サプリもダメ」「糖分をとらないのもダメ」などなど。まだ他にも言われたと思いますが忘れました。「ダメ」ばかり言うので「じゃあ何したらいいの?」と聞きたかったですが、走る時間が無くなりそうだったので聞かなかったです。それにしてもこんなに「ダメ」ばかり言わなくても・・・と思いました。否定ばかりされるとその人の話を聞いてみようという気も無くなります。自分も子ども達に「ダメ」を連発していないかな?と少し思い当たることもあります。
話がそれますが、お母さんが子どもによく言う言葉7文字があります。なんでしょうか。「は」「や」「く」「し」「な」「さ」「い」です。私が子育てし始めた頃にこれを聞いて、「はやくしなさい」は使わないようにしようと思いました。ですが「さっさとやりなさい」をよく使っています。意味は同じです。子どものペースを見守り受け入れてあげることで、自分でやろうという気持ちが育つという教えでした。頭では理解できても、それを行動に移して継続するということは難しいです。次男に「ダメ」を連発されてそんなことを思いました。
来週は新人教育について学ぶ機会があり参加してきます。学んだことをちゃんと実践で生かしたいと思います。


今日から12月です。風も強く寒い一日でした。朝一番の訪問は8時前。まだ身体が暖まっていないので訪問先までの移動中に車のエアコンをつけ、手袋をして、膝には毛布をかけて身体が暖まるようにしていきます。身体が冷えていると手先も冷えて、お布団にいる利用者さんに触った時、その方はきっと冷やっとしてしまいます。でもなかなかしっかり暖まらないのです。血圧測定のマンシェットを巻くとき、「あ~、暖かい」と感じてしまう・・・。
今年の冬は寒いのか暖冬なのか、雪は降るのか降らないのか、あまりテレビを観ないので分かりませんが、暖冬でも心配、寒くても嫌、雪降れば子ども達は喜ぶけれど、私は仕事に影響するので嫌です。これから寒さが厳しくなると思いますが、暖かい手で仕事ができるようにカイロでも持ち歩こうかと思います。
昨日もZoomで勉強会でした。昨日のテーマは「1年の振り返りと次年度の計画立案」。管理者向けのテーマです。よつばは立ち上げてからまだ1年ちょっとなので、利用者さんの人数や介護保険での訪問か医療保険での訪問か、どこからの依頼か、どんな疾患が多いか、訪問の内容、支援が終了した理由など、私の頭には整理されています。勉強会ではまずこれらをデーターとして出して、事業所の特徴を把握するようにと。そして不足している部分、反対に強みなどを整理して何に力を入れるべきか、そのための目標を具体的に出して行動レベルにまで落としていくことを学びました。私は管理者ですが、そのための勉強を充分にしてきたとは言えず、いつも勉強しながら、迷い悩みながら「訪問看護ステーションよつば」の舵取りをしています。後悔や失敗もあり、落ち込んだりやる気を無くしたりする時もありますが、利用者さんやご家族の笑顔、「ありがとう」の言葉、スタッフの元気な姿に救われます。
上の写真は利用者さんが白鳥庭園に出かけられたときに撮影して私に送ってくれた写真です。お出かけ前にスタッフが準備に出向いてくれました。綺麗な紅葉がみられたようで私たちも嬉しかったです。
寒い日が続きますが「あたたかい手」で訪問をしていきたいと思います。今年最後の暦。良い一年だったと締めくくれるように頑張っていきます。