訪問看護ステーションよつば

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やっとやっと落ち着いた今日この頃・・・。ここ10日間くらいとても忙しくて車の中にリポビタンDの空瓶が何個か転がっていました。休憩のコンビニで「ファイト一発!」でした。
早朝や夜間訪問、急な依頼での毎日の訪問などが重なり忙しかったです。あまりしたくないけれど、新規のご依頼も断らざる得なかったです。家でパソコンに向かっていたら座ったまま眠ってしまい、そのまま床に転げ落ちて肩を打撲し湿布のお世話にもなりました。お弁当を作らなくてよい夏休み中で良かった。子ども達は冷蔵庫や冷凍庫をあさって勝手に何か食べてくれるし、チャーハンの作り方も教えておいたらちゃんと3人で食べてました。夏休みの宿題もせずダラダラしている場面を見なくて済むし、忙しいのも有りでした。
お盆の期間中に急に訪問依頼がありました。クリニックの先生が毎日訪問して点滴を実施して家族に針の抜き方も教えてみえました。そんな中、療養生活での支援をするよう依頼があったのです。看護が介入してからも先生は毎日訪問診療をして点滴をしてくれていました。バックグラウンド等の情報少ない中での訪問看護は手探りでしたが、家族の困っている様子や専門職(医師や看護師)が介入したことでの安心感が得られている様子が良くわかりました。先生はご家族に「困ったらいつでも携帯に連絡を」と言われていたようで、私たち看護師にも同様に言われていました。また、お盆中なのに毎日訪問診療をしたり、先生自身で点滴をしたりする先生がいるのだと驚きました。私も毎日の訪問は大変でしたが、同じようにこの方のことを心配して頑張ってくれている医師がいたので励みになりました。ご本人の病状も一時は心配しましたが、回復の兆しがみえてお盆明けに訪問看護を開始する予定でいた事業所に引き継ぎました。忙しいながらも実のある仕事をさせてもらい有り難く思います。
何年も続くコロナ禍で、感染対策を講じながらの訪問が続いています。マスク、ゴーグル、時にはガウンの着用など、看護師の身体的負担も少なくはありません。そんな中で暑さの中、首に氷のタオルを巻いて働く看護師もいます。汗が流れ出ている看護師もいます。早朝の訪問にも出動してくれました。時々スタッフに同行して訪問するのですが、やはりよく頑張ってくれているなと思います。事務所でも利用者さんの状況や心配毎をよく話してくれます。2年前の訪問看護ステーションよつば開設時から変わらないメンバーで、9月に3年目を迎えます。「生活の場で生ききることを支援する」ことを理念に謙虚に仕事をしていきたいと思います。忙しいと私自身の視野が狭くなったり、じっくり考えることをしなかったり、頭や気持ちが働かないことがあり、スタッフにも迷惑を掛けていると反省することもありました。未熟者だなと思います。そんな管理者ですが、スタッフ、家族、利用者さんや連携先のスタッフさん達に助けられながら、3年目もしっかり仕事をしていきたいと思います。
明日は4回目のコロナワクチンの接種です。本音はやりたくないです。体調が悪くなるので。あと何回ワクチン続くのか・・・。




朝窓を開けるとまだ蝉が元気よく鳴いています。まだまだ夏なんだなあと感じます。外も暑いし車も暑いし、まだそんな日々が続きそうですが、スタッフも私も元気にお仕事ができています。
7月から今月にかけて新規の利用者さんが増えて忙しい毎日ですが、それ以外でも今までと違う忙しさというか、ザワザワ感があります。夜間に緊急用の携帯が鳴ることが増えています。しかも、契約している利用者さんからではなく全く知らない方からです。内容は全てコロナ陽性者家族について心配があるから。80代の高齢者の方の家族(息子さん・娘さん)からだったり、離れて暮らす妊婦の奥さんがコロナでどうもできないといった内容だったりです。たぶん、ネットで色々調べられて、看護師さんにみてもらえないかということで片っ端から電話をかけられているのだと思います。妊婦さんに関しては、救急車もよばれたそうですが、搬送とはならず自宅待機となったようで病院に受診もできず高熱で動けないといった内容でした。初診でも往診してくれるお医者さんがあることをお伝えして電話をきりました。今はそんなお医者さんの需要が高くすぐには来てくれなかったり、優先度が低いと来てもらうことも難しいですが、その日のうちにみて貰えたようで、内服を処方してもらいつらい時期を乗り切ったと後日連絡がありほっとしました。高齢の方に関しては、昼間に医師の診察を受けているとか、かかりつけ医がいるけれど夜になって状態が悪いように感じ、訪問看護をして欲しいという連絡でした。「訪問看護」は原則として契約のうえで実施されます。また、「医師の指示書」が必要になります。なので、制度上このような方に訪問に行く事はできません。ですが、電話の向こうで不安が大きく困っている様子が分かるので、電話を切ることもできず、陽性の方の状況をうかがいます。すぐに救急車を呼ばなくてはいけない状況の方はみえませんでしたが、今が悪化のピークかなと思える方はいて、回復出来るか更に悪化してしまうか判断がつかない方もいました。どんな状況だと救急要請が必要か説明し一晩を過ごしてもらい翌朝また状況をうかがうと少し回復している様子でした。それ以降電話は無いので大丈夫だったかな、回復したかなと思っています。毎日毎日、多くの自宅療養者やその家族が不安の中過ごされている状況です。今回の流行は、今までに無い雰囲気を感じます。ですが、私たち訪問看護師は感染防止策を取りながら、在宅でケアが必要な方々をまわっています。手袋、マスク、フェイスシールドを付けている事が感染対策ではなく、それらをウイルスの暴露を防ぐために正しく使用して適切な方法で処理できているかが大切です。目に見えない相手なので不安もあるのですが、このコロナ禍に負けず頑張っていきます。
写真は、先週夏休みを頂いて子ども達とキャンプに行ってきた時の写真です。お母さん業頑張ってきました!