訪問看護ステーションよつば

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いよいよ今年も明日まで。今日はスタッフが働いてくれているので、私は事務所にお正月のお花やしめ縄、鏡餅など飾って新しい年を迎える準備をしました。9月の開設以降、スタッフが体調不良もなく仕事をしてくれたこと、事故なく訪問に行けたこと、様々な新しいご縁があったこと、訪問看護を通して必要とされる方々のために働けたことなどなど、感謝感謝と思いながら神棚のお札も新しいものに替えました。
先日、両手先がむくんでおり、しびれが継続している方にマッサージを行いました。マッサージって、看護師の経験の中ではほとんどしたことがなくて、私は正直苦手です。リンパマッサージなど、看護師が技術の一つとして行うものもあるのできちんと勉強しようと思えば学べるはずなんですが。両手のマッサージをした後、その利用者さんが「軽くなりました。エネルギーも注入された気分です」と言ってくださいました。恐縮です・・・。マッサージに関しては、絶対私以外のスタッフの方が得意です。経験も多いと思います。その方はエネルギーの注入という事を言われましたが、看護師が手で患者さんに触れるとき、注入とは反対に患者さんからの体温、動き、皮膚の感触など私たちが得られる情報をたくさん受け取ることができます。むくみ、乾燥、湿潤、冷え、熱、関節の動きの拘縮や制限などなどマッサージと言いながらもそこから情報を得ています。継続的に触れていくことで、変化も感じていくことができます。だからマッサージは苦手ですが、その方から得られるものがあるのでどんどん触ります。マッサージも少しは上手になると良いですが。
9月からの4ヶ月間分からない事も多く、そこからくる不安や焦りがあったり無知による失礼もあったのだと思います。ですが、仕事の中で嬉しいことや達成感もあったりして頑張れたかなと思っています。新しい年も「生活の場でいききることを支える」ことを理念に、一つ一つの仕事に真摯に向き合い、謙虚に仕事をしていきたいと思います。
多くの方々にお世話になり、大変感謝しています。来年も良い仕事ができるように頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。皆様、よい年をお迎えください。




もうすぐ学校は冬休に入ります。今年はぎりぎりまで授業があるので冬休みは25日から5日までです。ほんの少しの冬休み。10日ほどしかないし、人の多いところは行けないし、私もそれほどお休みもないので、行けるときに行こうと、一足早く冬休み気分を満喫してきました。
日帰りで石川の和倉温泉まで。私の計画したプランとしては「のとじま水族館」で遊んで、宿での日帰り温泉プランです。夜中に名古屋を出発して、子ども達が寝ている間に静かなドライブです。夜中に車を走らせるのは大好きです。子ども達がうるさくないし、道も空いているので。しかし、今回は雪が結構降っていて緊張しながらの運転でした。高鷲から富山の辺りはずっと雪が降っていて雪の上を走らなければならず怖かった~。でも、子ども達は目覚めると外の雪景色に大喜び。ほとんど人のいない場所に車をとめて雪遊びを満喫しました。雪だるまを作ったり、雪を投げたり、雪を食べたり、雪の中にダイブしたり・・・。雪遊びなんて考えていなかったので、雪靴も無いしパジャマだし。全身雪で濡れながらも楽しんでるならまあいいかと。名古屋への帰り道でも車を停めさせられて、また雪遊び第二弾。私の計画では、温泉がメインだったのに、雪遊びを満喫する旅となりました。
今年もあと1週間ほど。今年もまた大掃除をしませんでした。年賀状もまだ書いていません。年末が近づいてもなにも変わらない毎日。とりあえず無事に仕事ができればいいです。今週で一旦営業活動も終了です。営業に行ってお仕事を頂くこともできました。年末年始も関係なくお仕事させて頂きます。お正月にむけて、来週自宅退院されてくる方もみえます。状態がつかめないのでそわそわしますが、先生やケアマネさん、ヘルパーさんとも連携しながら支援にはいっていこうと思います。



父方の祖父が99歳です。私が最後にあったのは17年前の祖母のお葬式。その前は私が年中さんくらいのお正月だと思います。お正月に両親と姉妹と遊びに行って、なんだか知らないけど父が祖父と喧嘩して「かえるぞ!!」と言われて帰って以来、もう遊びに行くこともありませんでした。
ここ数年、父が祖父の住む土岐へ行くようになっていました。入院したとか、病気になったとか・・・。私にとっては疎遠な祖父なので「ふ~ん」くらいでしたが、最近は父が「どうもならん、あの親父は・・・」とぼやき困っている様子でした。今日は悪性リンパ腫で3ヶ月入院していた祖父が退院し、一人暮らしは無理であろうと施設へ移る日でした。父が数日後に手術を控えていることや、祖父のことで困っている様子だったので私も土岐までついていきました。私の想像としては、99歳で3ヶ月も入院していたら、まず一人では歩けない、認知力も落ちている、弱々しいおじいちゃんでした。ですが病室へ入り「こんにちは」と言うと、私のことを数秒凝視して「雅子か」と。それだけでびっくり。私は一卵性の双子なので、たていは「ゆーちゃん(双子のもう一人)か?まーちゃん(私)か?」と言われるのが挨拶のようなものなので。その後、「着替える」といって着替えだし、一人で動けるんだなあってみていたら「私は99歳だぞ。手伝わんか。」と。「自分でできることは自分でするよ!」と言いたいところを怒られそうだったのでお手伝いしました。着替えて退院の準備をすると、おしゃれなマフラーをしてさっさと杖をついて病院を出ていきました。3ヶ月も抗がん剤治療をしながら入院していたとは思えない元気さでした。まあ、そんな方なので施設へ移動後もトラブル続出でここでは書き切れません。
今の仕事では90代の方はみえませんが、病院勤務の時は多かったです。100歳以上もけっこうみえました。間違いなくいえるのは90代の方々は元気だということ。強いです。私の解釈ですが、戦争経験をされているからだと思います。私たちには想像もできない事を乗り越えてきて、だから生きる力を持っている。また、この年代の方々がいなければ今の日本はなかった。90代の方々からしたら、私たちって生ぬるいのかなって思います。だって、祖父は私の話なんて全然聞いてくれませんでした。父と喧嘩になっていたので助け船でもだそうかと口を挟んだけれど、何の役にもたちませんでした。父も私も疲れ切って帰ってきました。この先、祖父がどうなっていくのか見守るしかないですが、そんな祖父を抱えている父も心配です。
写真の家は祖父の入居した有料老人ホームです。昭和な感じがして私はこういう雰囲気の家が好きです。訪問看護ステーションもこんな感じの平屋でやりたなって思ってました。広間を近所の方々が集まれるような場所にしてお茶したり、おしゃべりしたり、プチ講座したりみたいな事を考えていました。私の頭には、そんな居場所としても存在できるステーションが理想としてあります。まだまだ夢ですが、頑張って働いて実現したいなって思っています。そして大型犬もいました。姫ちゃんだそうです。わんこもいるなんて素敵じゃないですか~。田舎で木造の家、大きな庭にわんこって、老後を描いてしまいますが、うちの99歳のおじいさんにとっては全然良くなくて、おうちが良いそうです。そりゃそうだよね、おじいさん。でも、一人暮らしもいろいろと問題があるのよね。とりあえず、お父さんお疲れ様でしたという一日でした。



今年もあと3週間余りとなりました。でも全然そんな感じしません。コロナのせいもあるのでしょうか。落ち着かない日々を過ごしています。本当は病院やケアマネさんのところに出向きたいですが、病院は入院患者様の家族の面会さえ受け入れていません。そんな中、病院に出入りしにくいですし、ケアマネさんのこところも対面でのお話を避けているところが多いです。先月は営業がしにくい雰囲気と、新規の方がみえたり連携に時間をかけたりで営業できずにいました。開所してまだ3ヶ月の事業所なので、まだまだ余力があります。やっぱり頑張らなければ!という思いで、営業の方法を変えてみることにしました。基本、対面できないですし、対面できても短い時間しかとることができません。パンフレットや名刺を渡すだけでは伝わらないので、チラシを作ってみました。写真のチラシです。どんな事が得意か、どれくらい受け入れられる状況なのか、一目見て分かるように工夫しました。これだったらFAXもできます。FAXだと白黒なので印象としては薄いかなと思いますが。
9月に開所しましたが、その半年前から準備をしてきました。その時はもうコロナの感染が日本でも広がってきていて、学校の一斉休校などが始まった頃でした。そんな時期に起業に踏み切ることに反対する意見もあれば、悪い条件の中で乗り越えていければきっと強い会社になるよ、と応援してくれる方もみえました。今は本当に条件が悪いと思っています。コロナの感染のリスク(スタッフや利用者様)もあるし、営業もできないし、手袋やマスクなど以前より高いし、スタッフと忘年会してねぎらうこともできないしなどなど・・・。まあ、大抵はコロナのせいにできる状況です。しかし、地域で看護師として働きたい、誰かの助けになりたい、そんな志についてきてくれたスタッフもいる、利用者さんから「ありがとう」と言っていただけるというこの状況が、コロナ禍で受ける悪い影響を乗り越えられると思わせてくれます。これぞ根拠の無い自信かもしれません。コロナの影響は営業方法や感染防止策などいろいろな事を考えさせてくれます。それを事業所にとっていい方向にもっていけるようにしたいと思っています。
コロナの影響は我が家のお正月の過ごし方も変えます。毎年父親や姉妹、姪っ子、甥っ子などと集まって、わいわいやっていました。今年はそれも中止です。私は仕事をするのでまあいいやという感じですが、問題は子ども達です。お年玉をもらうことができなくなってしまうからです。姉妹で考えて、今年はPayPayを使う事にしました。私は三姉妹で、それぞれ3人の子どもがいます。父親からすると孫が9人です。9人の子ども達のお年玉の額を姉妹で決めて、差額をPayPayで払ったり受け取ったりします。そして、自分たちの子どもがうけとるお年玉を親が用意するという方法です。姉たちには会えませんが、姉たちからだよ~という風に渡します。子ども達からしたら結果が全てでしょうから。こんな風にお年玉の準備や渡し方も今年は例年とは違います。仕事に限らず、様々な場面で考え方や行動を変えなければならないです。頑張っていくしかないと思います。
よつばブログでは、最近コロナネタが続いてしまいました。よつばのInstagramはスタッフが作ってくれています。猫ちゃんや食べ物がよく出てきますが、スタッフの仕事への熱意や考え方なども垣間見えます。是非のぞいてみてください。私も楽しくみさせてもらっています。週明けから寒くなりそうです。今年は、風邪さえひけない年です。状況は皆同じ。体を大切にみんなで頑張っていきましょう。


読んで字のごとく、他の職種とも連携していくこと。この「他職種連携」って病院勤務の時も今もよく耳にします。連携とは「同じ目的のために連絡し協力しあって物事をすること」だそうです。この「同じ目的のため」ってところが大切。一人の利用者さんに何カ所からか訪問看護に入ることがあります。また、介護員(ヘルパー)さんが支援に入ることも。そしてもちろん医師もいます。船に例えると想像しやすいのですが、大きな船にみんなが乗って、ある島(目的)に向かっている感じです。協力しあってそっちへ向かう。連携がとれていない状態というのは、みんなが一つの船に乗っているけれど、ただ流されて乗っているだけの人、一人はA島を目指しているけれどもう一人はB島を目指している、更にもう一人はC島を目指している。そうすると船はいっこうに目的地までは行けません。広い海の上であっちこっち漕ぐから揺れているだけで、場所はずっとそこ。
訪問看護ステーションよつばの理念として「生活の場で生ききることを支援する」とあげています。私は、事業所としてもスタッフがみんな同じ方向に舵取りをしているだろうかと考えています。少し船が揺れだしたら、私たちの目指す島(理念)はどこだった?と立ち返る。そんな繰り返しだと思っています。
他職種連携の話に戻りますが、いろんな職種の方々と支援していく中で、時に方向性が違ったりすることがあります。どっちが正しくてどっちが間違ってるというように白黒付けられない状況です。職種が違えば見る視点が異なってくるし、経験によっても異なってきます。でも、もう少し方向を合わせたいと思うことがあるのです。11月はそんなことを経験し、他職種の意見を聞いたり、実際に一緒に支援に入って意見交換したり、レクチャーを受けたりしました。そんな中で利用者さん本人の思いも上手にくみながら、他の職種に看護としての意見を聞いてもらうというのは本当にパワーのいる作業でした。今もまだその作業の途中ですが、いろんな方に助けてもらいながら、船を少しずつ目的の島まで近づけていきたいと思っています。
今日から12月になり寒さも増してきました。本格的に冬になっていきます。朝お布団から出られない、夕飯に鍋が頻繁にでる、子どものサッカーを見に行くのがおっくうになる、朝のランニングが減っていく・・・など大抵今後の事が想像できます。でも、頑張ってお布団から出て、子どものお弁当作りをがんばる、夕飯にお鍋ばかり出さない、子どもが頑張っているサッカーを見に行く、自分も運動がんばる!に変えていきたいと思います。