訪問看護ステーションよつば

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よつばブログ


もう2月が終わって3月に入りました。我が家もですが、スタッフのご家庭も卒業、進学、就職など節目を迎えるのでなんだかバタバタしています。3月は我が家の子ども2人が誕生日なので忘れずにケーキ買わないといけないし、そこに行事ごとが入ると本当に忙しいです。あと数日で卒業式なので、母は急いで美容院に行き白髪を綺麗に染めてきました。スーツ着られるかな?とか、かばんどれで行こうとか色々考えていますが実際に準備しておらず、当日がんばります!
3月は名古屋ウイメンズマラソンもあります。コロナ禍で3年連続オンラインでの参加でしたが、今年は名古屋の町を走ろうと思っています。でも2月は全く練習できていません。そんな状態ですがつい数日前の日曜日に「30キロ走の練習会」に参加してきました。ウイメンズマラソンで走る場所を短縮して30キロ走りました。マラソン当日は42.195㎞です。30キロをペースよく走れても3時間かかります。この距離を1人で黙々と走る精神力はないので、練習会に参加して同じようにウイメンズを走る方々とおしゃべりしながら走ってきました。2月になって全く走っていなかったので、この30キロが走れなかったらウイメンズはやめようかなと思っていました。同じ目標をもつ方々と走りながら、どんな練習をしているのか、足が痛くなったときの対処法、痛くならないための予備知識など情報交換しながら30キロを進み走りきることができました。たぶん、1人で走っていたら途中でやめていたと思います。当日会うことは難しいですが、30キロを「足が痛い」と言いながら一緒に練習した仲間がいると思うと頑張れそうな気がして、練習不足ではありますが3月12日に名古屋ウイメンズマラソンを走ることにしました。あと10日ほどなので緩く身体を動かしておこうと思います。
「自分だけではない」という状況がたびたび気持ちを楽にしてくれることがあります。今回のマラソンもそうですが、子育てにおいても、いろんなお母さん、お父さんと話すと結構似たような悩みを持っているものです。「自分だけ」と思っていたところに、「自分だけではない」という気持ちになると、そんなに悩まなくてもいいかなとすーっと気持ちが軽くなります。よく「患者会」とか「○○病家族の会」とかありますが、実際にそういう集まりに参加されて顔を合わせられているかたもみえれば、オンラインでそういう会に参加したり、会が発信しているブログなどをみているだけの方もみえます。同じ病気でも生活環境によって療養は様々ですが、共通することも多く情報交換によって生活の幅が広がったり、問題解決への糸口がみえたりすることがあります。何も状況は変わらなくても、「同じなんだな」と思えることで励まされたりもします。私達もSNSで情報を得ることもあります。写真2枚目は、口腔内に溜まった唾液を吸引するもので、吸引する機械につないでおき、チューブの先端は常に口腔内に入れておきます。写真のものはチューブの先端にスポンジが巻いてあり、口腔内の唾液を吸う面積を広くしています。唾液を飲見込めない方は舌の動きも悪いので、細いチューブを定位置においておく事が難しいのですが、スポンジがついていると唾液を吸う面積が広くなるだけで無く、口腔内での安定感も増します。今、チューブを常に口腔内に入れてみえるかたがいるのですが、どうにもこうにも違和感が強く不快な思いをされています。それをなんとかできないかと思い、うちのスタッフがSNSで情報をあさり写真のようなものを試作したのです。きっと同じようなことで悩んでいる方は他にもみえるので、そういう方々が顔を合わせなくても情報共有できるということは心強いなと思います。
一枚目の写真は30キロを走った後、みんなで撮りました。黄色い足が私です。ペースメーカーの男性2人と女性5人で一緒に1キロ6分~6分半ペースで走りました。3月12日頑張ってきます!




つい先日、急に身体の調子が悪くなり寝込みました。寝不足が続いていた中、ふとできた丸一日のお休みの早朝(夜中3時)に出発して伊勢神宮へ行ったのです。そんな無茶(後から無茶だったと思う・・・)をしたので身体がおかしくなったようです。午前5時の参拝開始とともに伊勢神宮のあの橋を渡るのです。真っ暗でポツポツと灯りがともっている程度の中、じゃりじゃりと踏んでいく音をきくと「今年もここへ来られたな」と思うのです。コロナ禍前は親や姉妹で毎年参拝に行っていましたが、お正月の昼間とあって大変な人混みでした。コロナ禍をきっかけに親、姉妹とは別々に早朝に行くようになり今年で数回目です。参拝して、近くの松屋で朝定食を食べ観光して帰るプランでしたが、段々調子が悪くなり、やっとの思いで帰宅したのは夜10時。一晩寝て翌日からは復活できました。また一つ歳をとるので無理は禁物と胸に刻みました。
先週、利用者さんとその家族と話し込んだ事がありました。看護師のふとした一言を大変気にしておられたのです。看護師の一言をどんなふうに感じてどうとらえたのか話してくださいました。訪問看護の場では、利用者さんとその家族とお話する時間が多くあります。おおよそ一時間の訪問時間の中でケアをしながら口も動いています。そんな時間の流れが私は好きですが、看護師の発する言葉を敏感に感じ取り気にとめてしまうこともあるのだと改めて思いました。その方はそのように感じたんだと言ってくれましたが、中には心にとめている方もおられるのだと思います。人と人との関わりの中で、そういうことはつきものかも知れませんが、看護師の発する言葉に重みがあることは忘れてはいけないなと思いました。
もう一つ、今日は中川区の委員会に出席してきました。「もしバナカード」って聞いたことありますか?ACP(人生会議)によく使われるツールで、ゲーム感覚で自分が大切にしたいことを言葉にしていけるよう工夫されたものです。今日は看護師さんやケアマネさんと実際にもしバナカードをつかってちょっとした人生会議をしてきました。それをする中で私が感じたのは、私自身は自分自身に起こりうる癌の痛みや不安を取り除いて欲しいというよりも、残される子ども達にこの現状(余命半年という設定)をどう伝えるか、子ども達とどう過ごすか、お金の事をきちんとしておくなど、子ども関連のことがやはり優先順位としてあがりました。そんな子ども達の日常の話題といえば、「ご飯」「お風呂」「お小遣い」のことがほとんどですが元気にいてくれることが一番嬉しいです。今年もスキーにいきました。昨年は転んで肋骨骨折をしたので今年は無茶をしない滑りで無事に帰ってきました。


1月も残すところあと10日ほど。毎月20日には翌月のシフトをスタッフに提示したいと思っているので、ここ数日は「2月のシフト組まなきゃ」と思いながらもあれこれとイレギュラーなことも発生して手を付けられずにいましたが、今日一日で集中して2時間ほどで作り上げました。「やれば2時間でできるんじゃん!」と我ながら感動。慣れないころは何日もかけて作っていたのでかなりの成長です。3月、4月は卒業や入学のシーズンなのでシフト作りも大変かもしれません。特に今年は、我が子も卒業・入学があり、スタッフ達の子どもさんも卒業、就職、進学など多いのでバタバタしそうです。うちの長男は中学3年生で、世間の中3は受験真っただ中です。ですが、長男は中学を卒業して高校へは行きません。自分のやりたいことを学んでいくようで、卒業後の進路を自分で決めました。私がそうだったように、中学を卒業したら高校へ行くものだと思っていたので、中3の春頃に高校へ行かない選択をしたときは戸惑いました。長男がまだ赤ちゃんのころに読んだ何かの本に「親ができること、それは第一に子どもが安心できる環境を整えること、そして第二に、その子が自分に合ったキャリアを探すのを見守ることだ。」と書いてあり、その言葉がずっと頭に残っていました。「見守る」って手や口を出したりするよりずっと難しいと思います。今でも「大丈夫だろうか」という不安をもちつつ見守っていこうと思っています。
先ほどの言葉を飲用して「子どもが安心できる環境を整える」。これに関して、行政と一緒に関わっている事例があります。私はお母さんの育児能力の底上げができるよう関わっています。私の娘でもおかしくないような若いお母さんです。口で説明するだけでは理解できません。一緒にお風呂に入れたあとの裸をみて子どもの身体を観察する、子どもの歯磨きをしてみせる、しかり方をやってみせるなどなど・・・。お母さんに言いたいことはたくさんあるけれど、まずはお母さんの言いたいことを聞く、認める、褒める、一緒に考えるといった姿勢で関わっています。
私自身も子育て真っ最中で、先日次男に「ママの言葉は時々強いから傷つく」と言われてしまいました。反省。子育てって悩んだり反省したりすることの連続で、子を産む前の自分がどんなんだったか忘れてしまうくらいです。「忘れる」と言えば・・・。仕事でよくコインパーキングを使うのですが、私はよく清算を忘れて出庫させようとしてしまい、タイヤがロック版に乗り上げた所で清算していないことに気がつくことがあります。今日、利用者さん宅の近くのコインパーキングを利用したのですが、ロック版が無いタイプでそのまま出庫させてしまい、時間がたってから気がついて駐車場を管理している会社に急いで連絡しました。そしたら利用料は200円だったのですが、その会社に200円を振り込みで支払うことになり、利用料の倍くらいの手数料をとられ支払いしました。私が清算せずに出庫したので仕方無いのですが。もし未精算を思い出さなかったらどうなったんでしょうか。清算を忘れてしまったけれど思い出して良かったです。
来週はとっても寒いらしいです。最高気温が2度の日もあります。寒いのは苦手です。


前回ブログ更新から一ヶ月以上がたって、新年を迎えていました。12月中旬から急に忙しくなって年末年始も仕事して、子ども達も冬休みに入ってほったらかしで過ごしていました。毎年恒例のスキーも、今年は冬休み中に連れて行くのはできませんでしたが、昨日「かにえボウル」に行って、ボーリング、バッティング、卓球をして遊んできました。近くに「尾張温泉」があって、行ったことがなかったのですが「源泉掛け流し」が気になり始めて行きました。岩風呂の内湯、露天がありかなり広いスペースでゆっくり温泉を堪能できました。サウナもゆっくり入りたかったのですが、子ども達が絶対先に出て待っているのでサウナはゆっくり入れず・・・。広さ、湯温、源泉どれもおすすめの温泉でした。
あらためまして、新年明けましておめでとうございます。数ヶ月前からスタッフが一人増えました。主に週末に訪問にまわってもらっています。春には育休中の看護師が一名復帰予定で、合計5人の看護師で頑張っていきます。訪問看護の様子やよつばの思いなど、ブログでも届けられたらいいなと思っています。
今年の私の目標は、ウイメンズマラソン完走、家の掃除をもっとこまめにやる!です。
よつばとしては、スタッフ間での知識の共有や勉強会などをする機会を増やしたいなと思っています。


最近、なかなかブログの更新ができず・・・。ブログは大抵お家で書いていますが、最近は晩ご飯が終わると外へ走りに出かけます。朝も頑張って起きられたら走ります。なのでパソコンに向かう時間を作れずにいました。今日は、訪問に入る前のマンションの階段で転んでしまい膝を打撲。大事を取って運動をお休みしました。上の写真は週末に参加したマラソン大会の参加賞です。クオーターと言って10キロちょっとを走ってきました。庄内川の河川敷です。ここはほとんどフラットなので走りやすくて好きです。だいぶ前に大高緑地公園のマラソン大会に参加したことがありましたが、坂ばかりで途中で走るのをやめてしまったくらいです。庄内緑地公園では毎月何回かマラソン大会が開催されるのでおすすめです。今月末と1月にはハーフマラソンに参加して、2月には30キロマラソンに参加して、3月に名古屋ウイメンズマラソンに参加の予定です。昨年は、年末のスノーボードで転んで肋骨を骨折しウイメンズマラソンを走ることが出来なかったので今季は怪我に気をつけていきます。
私の家の近所に小さなクリニックがあって、まだ20代の頃に1年だけそこで看護師のアルバイトをしていました。耳の遠いおじいちゃん先生と、きびきした薬剤師の奥様がやってみえて、私は夕方の診察の手伝いをしていました。そんな町医者なので、時々必要となる胸部レントゲンなんかも私が撮影していました。たぶん看護師はだめなのかな。でも、先生は耳が遠いだけでなく「よく見えない」というので私がやっていました。先生は耳が遠く目が見えないだけで無く、字がくちゃくちゃでカルテに何て書いてあるのかさっぱり読めなかったんです。始めてカルテをみた時は、昔の先生だからドイツ語で書いてるんだと思ったくらいでした。薬の処方を読んでその薬を出さないといけないので、「先生の字が読めないです。これなんていう薬ですか?」と奥様に聞くと、「あの人の字が読めないなら本人にちゃんと確認してきなさい。」と怒られました。なかなか厳しい奥様で、クリニック内のトイレ掃除も私の仕事だったんですが、細かく掃除の仕方を教えられました。もう10年くらい前にクリニックは閉院したのですが、今日久しぶりにばったりその先生に会いました。元気そうで良かったと思いましたが、奥様のことを尋ねると「ぼけてしまってホームに入っているよ。」とのことでした。外来での計算をいつもそろばんをはじいてされていて、声が大きくて元気だったのに、あれから15年くらいで老人ホームのお世話になるような状況になったんだと驚きました。だから先生は今一人暮らしをされていると。「洗濯もご飯も掃除も全部やってもらってたのに、今は自分でやらないといけない。ぼけたもん勝ちだなあ。」と言ってみえました。ずっと二人でクリニックをされてきて、引退してからもお二人で過ごされるんだと思っていました。でも、晩年を別々の生活場所で過ごされていくのだなと思うと寂しい思いがします。夫婦でもいつまで一緒にいられるか分からないし、突然別れが来るかもしれないし、生きていたって一緒に生活できるとは限らない。先生も、何十年も一緒にいた奥様と離れて寂しだろうなあと思いました。でも、毎年年賀状のやりとりだけだったので、久しぶりにお話ができて良かったです。