訪問看護ステーションよつば

お問い合わせ

Instagram

よつばブログ

最低気温が25度を下回るようになってきて、朝晩が涼しいなと感じられるようになりました。そんな頃から毎年、ランニングを始めます。3月までの半年間。目標は3月の「名古屋ウイメンズマラソン」で完走すること。
2012年の第一回から参加してきました。その間数回は出産のため参加していませんが、毎年完走できています。しかも少しずつタイムは短縮。42.195㎞がどんなものかわかってきているので、自分の走るペースや精神力の維持など、走れば走るほど上手になってきたと思います。ですが、今年のウイメンズマラソンは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から直前で中止になってしましました。とても残念でしたが、代わりにオンラインマラソンは開催されたので、オンラインで地道に走って上の写真の完走賞を頂きました。
来年は開催されるでしょうか。名古屋の街を、沿道の応援を受けながら走りきるあの達成感は最高です。毎年、マラソンのスタートラインに立つと気持ちがひるんでしまい、「もう今年で走るのは最後にしよう。42.195㎞走るのはつらいし」と思うのですが、数時間後にゴールまでいくと「最高!また来年も走ろう!」って思ってしまうのです。なので今年もエントリーすることにしました。
そして、本日からトレーニング開始です。早起きして小雨の中、10分ほど走りました。半年ぶりのランです。たかが10分でも、この積み重ねが大切。生活の中で走る時間を作るって意識しないとできなくて、しかも、1時間とか確保するのは難しい。10分でも走る。そして、つらい走りはしない。明日もまた走ろうと思えるランをする。楽しくランを継続です。私は夜走るよりも、早朝に走るランが好きです。空気が気持ちいいし、明るくなっていくなか走るのは、なんだか新しい世界に入っていくような気持ちになります。音楽聴きながら、仕事や子供たちの事を考えながら、一人っきりの時間です。
毎日、隙間時間を活用してトレーニングしていきたいと思います。体もすこーし絞っていけると理想です(*^o^*)


昨日、区内で訪問診療のみを行っている先生とお話をさせて頂きました。お若い先生ですが、お一人で診療にまわられているそうです。4月からの開業で今では100人ほどの患者様をみられてると。私はいわゆる営業に伺ったわけですが、先生とお話していてパワーを頂いてきました。この地域でこんなに精力的に頑張っている先生がいるのだなと。私もきっと、もっともっと頑張れる!と。先生と一緒にお仕事ができる日が近い未来にあるといいなと思いながら帰ってきました。
そして昨日の中日新聞に、米原市で訪問診療をされている先生の記事が掲載されていました。「新型コロナウイルスの感染対策として面会制限を設ける病院もある今、最期を一緒に過ごしたいという患者と家族の願いをかなえるのは難しくなっていて、在宅みとりの必要性は増している。」と仰っています。
本当にそうですね。営業で病院へも伺っていますが、どこも「面会禁止」となっています。入院して、家族にも友人にも会えずに病院で過ごすってとても心細いのではないでしょうか。面会がないことで、高齢者においては時間や場所、どうして病院にいるか分からなくなる「せん妄」の状態に陥りやすくなるのは必至です。
ちょうど昨日、点滴や吸引が必要な状態ですがご自宅に戻りたいというご家族からの訪問依頼がありました。なんとかおうちで過ごしてもらいたいなと思いますし、それを支えるご家族の力にもなりたいと思います。もちろん引き受けました!
よく、「この仕事はボランティアではないよ!」と言われます。たぶん、仕事の線引きをしないとだめってことなんだと思います。「感情労働」とも言われる看護師の仕事。私は、もちろんボランティアとは思っていませんが、「ボランティア精神」は必要だと思っています。「力になりたい」「なんとかしてあげたい」「苦しみをとってあげたい」などなど。そういう思いがないと、「寄り添う」ってできないんじゃないかなって。
そんな思いで、新しいお仕事をスタッフと共に頑張っていこうと思っています。


「栗きんとんあるから取りに来い」と父からのLINE。続いて「消費期限切れるぞ」と。「大丈夫!切れたって腐るわけじゃないから」と返信して取りに行ったのは消費期限の翌日。大好きな栗きんとん。楽しみにして食べました。「ん?いつもより硬い?パサパサする」
以前、どこかの和菓子を買った時に『お菓子は生きています』と書かれているのをみたことがあります。それを思い出しました。そっかぁ。腐るか腐らないかではなく、おいしく食べられるか、そうでないか。父もきっと、おいしいうちに食べてもらいたかったのでしょうね。お菓子職人さんや父の気持ちを考え反省(;.;)
 今日は土曜日で、事業所の初めての休日。支援(訪問看護)は毎日対応していますので、訪問はスタッフにお願いして私はお休みさせていただきました。頭の中にはあれもこれもやるべき仕事がたくさんありますが、今日は仕事から完全に離れました。お陰様で疲れもとれてリフレッシュできました。明日からまた仕事頑張ります!



9月1日、「訪問看護ステーションよつば」を開所しました。多方面からから多くの方に助けて頂きここまできました。ありがとうございました。よつばの理念に基づいて、地域・生活の場で看護の提供をしていきたいと思っています。
思っているだけでは利用者様は集まらず、病院様やケアマネージャー様にお声かけ(いわゆる営業ですね)をさせて頂いています。受けた仕事は必ず誠意を持って対応いたします。よろしくお願いします。
事務所では、導入した電子カルテから書類を作成中。先月、みっちり電カル研修も受けました!でも、「あれ?どうするんだった?」「どっから入るんだった?」「これじゃない?」。3人で研修で教えてもらったことを思い出しながら作業しました。教えていただいたことの8割は頭に残っていないと思います。抜けた記憶を3人で補いながらあたふたでした(;.;)

事務所にかかって来る電話は、セールスの電話が多い!利用者さんの紹介の電話かと思ってどきどきするじゃないですか!
今日は外に出て病院等をまわらせて頂こうと思います。
よつばには助産師がいます!私です(*^o^*) NICU退院後の赤ちゃんも支援できます。認知症ケアに強い看護師がいます!いつもにこにこ元気です。接遇の神がいます!コミュニケーションが上手で、周りとの関係作りに強いです。そして、みんな医療依存のある方(人工呼吸器装着や胃瘻の管理、麻薬の管理、急変の予測や対応などなど)を多くみてきました。何より、看護師としての仕事に誇りを持ち、仕事がしたい!って思っています。
さあ、今日もまだ暑さが残りますが頑張って働こうと思います。







夏といえばかき氷。かき氷といえば「赤福氷」というくらいよく赤福氷を食べていました。それはうちの母が赤福氷が大好きで、よく一緒に松坂屋の赤福に食べに行ったから。氷の中に、あの赤福のあんことお餅が2個入っているんです。シーズンに3~4回食べていたと思います。
母が9年前に他界してからはたぶん、1回か2回しか食べていないと思います。母のように、「赤福氷を食べるために松坂屋に行く」という行動力が無いので・・・。しかし、先日高島屋に行った時に赤福のそばを通りました。「あ、赤福氷」と思いましたが、並んでいたし他の用事があったので立ち寄りませんでした。「母といった時は、並んでまで食べたなぁ」と思いながら。
母は癌で亡くなりました。病院で最期の時間を過ごすのは嫌だといって、高カロリーの点滴が投与できるCVポートというものを埋め込んで自宅で過ごしました。私が点滴を交換し、週に何度か針の交換もして、痛みのコントロールのための麻薬も使いながら父親と二人暮らしの実家に私が毎日通っていました。いよいよ動けなくなってきて、昼間は父も仕事に出ているし、私も病院勤務をしていたので訪問看護をお願いすることになりました。その時の私は病院勤務の経験しか無く、「訪問看護ってどんなことするの?」と思っていました。結局母は、数回の訪問看護を利用しただけで亡くなってしまいましたが、母が一人っきりになる時間を埋められることで私の気持ちは少し楽になりました。
母が亡くなってから思ったことは、母の介護に必死になってしまい、自分の疲労とか余裕の無さとかに気づいていなかったこと。職場に事情を話して介護休暇や有給をとればよかったなとか、もう少し早く訪問看護を頼んで、いろんな人に助けてもらいながら母と過ごせば良かったなとか。仕事、子育て、介護に必死になって母との時間がどんなものだったかあまり覚えていません。ただ、毎日点滴替えたなあとか、麻薬の残量の計算してたなとか、そんなことは覚えています。
「家族」だから、支えなきゃとか頑張らなきゃということに縛られてしまうと、介護することが義務になってしまい、大切な人との時間がつらいものになってしまうこともあると思います。そういう自分の経験や思いが、訪問看護に目を向ける一つのきっかけになりました。今でも「家族なんだから」という言葉が苦手です。
家族でも、家族でなくてもみんな一人の人間です。障害や病気があっても、家族でも家族でなくても人々が支え合える関係が素敵だなと思っています。