訪問看護ステーションよつば

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今日は午前中、訪問がありましたが午後はスタッフが訪問に出てくれたのでお昼からお休みを頂きました。平日のお休みは何しようかとワクワクします。子どの達が学校に行っており一人で好きなことができるので。サウナで汗を流したい、ステーキ食べたい、美容院行きたい、ケーキ屋さん行きたいなどなど、なかなか決められず・・・。結局は、たまにはおうちで子ども達が帰って来た時に「おかえり」って迎えようと思い家に帰りました。でも、リビングに陽が当たっていてぽかぽかして幸せなお昼寝時間となり、気がつくと子ども達は皆、おうちでそれぞれの時間を過ごしていました。近くにいた次男に「いつ帰った?」ときくと「さっきだよ。ママ!って何回か呼んだんだよ。そしたらけんちゃん(長男)にママを起こさんといて。寝かしといたってって言われたからそのままにしたよ。」と言われました。
ちょうな~ん。なんでそんなにママに優しくしてくれるの~。昨日の朝、長男と喧嘩しました。だって、毎朝起きてこない、リビングの机に自分のものを出しっ放しにする、毎朝学校に行かない!って言う、朝ご飯食べたらベッドに戻ってしまうなどなど・・・。だから喧嘩というか、私が一方的に怒りをぶつけてしまいました。そんなことって何年も繰り返していて、全然成長しない母。それでもいつも優しい子ども達。きっと子どもの優しさに私が甘えていて感情をぶつけてしまうんです。反省反省。というわけで、せっかくの半日休みなのに私のお昼寝で終わり、時間があるからハンバーグ作ろう!って思っていたけれど、それもできずいつもどおりの適当な夕飯となりました。いつも遅めの夕飯ですが、今日は早く食べさせてあげられたので良しとします。
お仕事の話になりますが自力では動けず呼吸器もつけてみえる方が、来月外出の予定をヘルパーさんと立てられていました。寒くなってきましたが、なかなかバイタリティーある方です。全介助で生活されている方の移動はご本人のストレスも相当だと思います。呼吸器を付けていて話すことができないし、ベッドではパソコンを操作して文字をうちますが、ベッドから離れてしまうとそれもできません。目で50音順を羅列した版の文字を追ってもらい、その視線が指す先の文字を私たちが読み取ります。国会議員でもあるALSの船後さんがそれでコミュニケーションをとっている場面がテレビでも報道されていたので、みたことがある方もいらっしゃると思います。コミュニケーションだけでなく、車椅子にのってる間の体のポジションや、痰の上がりによる苦痛など、そばにいるヘルパーさんが表情や呼吸器の音などに気を配って対応してくれます。本当は私たち看護師も、そのような移動や外出にお供できるとより安心して出かけられるのになあと思います。現状ではヘルパーさんは「移動支援」という形で外出の付き添いができますが、私たち訪問看護師は原則、生活している場所(自宅や施設)での仕事になりますので、外出に付きそう事ができません。必要な場合は、保険外での対応となります。外出先での利用者さんの表情や様子などみてみたいです。通常の訪問では私たちが利用者さんと向き合うのは一日の中の一時間程度ですから。ヘルパーさんみたいに訪問看護にも「移動支援」とか「外出支援」なんていうのがあると、利用者さんの生活の幅も広がるのになあって思います。
さあ、明日の朝は怒らないで一日を始めたいと思います!



11月も早いですね。レセプトが終わって一息つこうと思いましたが、そんな時間もなくバタバタしています。良いことですね。仕事があるなんて有り難い!ご縁があって利用者さんをご紹介頂き、新規の依頼も受けているところです。9月の開所以来、医療依存の高い方や子どもなど医療保険対象の方しかいませんでした。ですが、今回の新規の依頼の中に介護保険対象の方がみえます。介護保険の訪問看護は、ケアマネージャーさんの作成したケアプランに基づいて訪問します。不慣れなので不安もあります。レセプトも介護保険の請求したことないですから。また来月の初めは頭を抱えることになります(;.;) 
上の写真は、訪問の移動中に撮影したものです。この日は歩いて訪問に行きました。なのでゆっくり風景を楽しみました。川沿いの紅葉がきれいですが、ここは春になると桜並木です。季節を感じることができる場所なので、私のランニングコースにもなっています。忙しい中でも仕事途中にこんな景色を楽しめるのは訪問看護の特権です。今日は利用者さんのお宅で一緒に空をみました。その方は普段ベッドの上で生活されています。ご自身でベッドの端に腰掛ける事は困難で、ヘルパーさんの介助のもと端座位(ベッドの端に腰掛けて、床に足を伸ばしている状態)をとりました。ベッドからは空は見えないけれど、端座位になると外の景色をみることができます。床に足をつけて、背中をベッドから離して、支えは常時必要ですが、数分間端座位で座っていました。その時の一言が「空がきれい」でした。季節や、きれいなものを感じることって癒やされます。
忙しいなかでも、そんなことを感じる時間があることは幸せです。明日は、スタッフと共に市外へドライブです。ちゃんとお仕事です。先月、遠くの病院に入院した利用者さん。退院がみえてきたので、様子を伺いに行ってきます。
中旬になるのでそろそろ来月のシフトも組んでいかないといけないです。来月はお正月もあるので1月の始めまで考えないといけないですね。お正月は利用者さんのご希望をききながら訪問したり、お休みしたりです。お正月の訪問って、道が空いていて結構好きです。熱田神宮周辺だけは避けないといけませんが。事業所としての初めてのお正月を無事に迎えられるように、残りの2020年を走り抜けます!


またやってきました。レセプト作業。10月は訪問件数が減りましたが、体感としてはそんな感じのしない一ヶ月でした。心配な状態の利用者さんがいたり、どうしたらいいかなぁと悩まされる状況もあったりと、あっという間に終わってしまった10月でした。レセプトもありますが、月初めにはカンファレンスをして、ひと月のスタッフ毎の訪問件数や緊急訪問の内容もフィードバックします。そのための資料を出力して、とりあえず私自身で振り返りました。10月は4件の緊急訪問がありました。緊急訪問により、救急搬送や病院受診の判断となったもの、調子が悪いけどその対応で経過みましょうとなったもの、お母さんの不安で呼ばれたけれど、「大丈夫ですよ」で安心してもらえたもの。その他にも、電話対応で済んだ事例など、何件かの電話対応もありました。緊急訪問って、病院でのナースコールとは違ってすぐには駆けつけられません。早くて30分でしょうか。待たせてしまうけど、私たちに頼ってくれることは嬉しく思います。だから緊急での出動は苦になりません。それよりも、訪問時の状態変化に対して、適切にアセスメントできるかとか、それに基づいて適切な行動が取れるかとか不安はあります。例えば「腹痛」で呼ばれたとしても、命に関わる状態のものやそうでないもの、救急搬送はしなくていいけど、先生には診てもらった方がいいものなどなど、判断は様々です。緊急で呼ばれた時は、私の場合は頭の中は消去法です。まず、命に関わる事から否定できる根拠を明確にします。腹痛なら、ショック兆候や腸の閉塞性などを確認。それらが無ければ急性腹症は否定できる。腹痛といいながらも、心筋梗塞が隠れていたりする事もあります。「腹痛」の訴えでお腹だけしかみないと気づけないです。だから、考え得る重大な事案をしっかりみていきます。それらを否定できたならレベルを一つずつ下げていって異常を見つけ出します。あれもこれも大丈夫だなあと思えば、少し経過をみさせて頂く判断になります。経過をみていく中ではっきりとした症状が出てくることもあるからです。緊急訪問は無いに超したことはないですが、もし不安や心配なことがあれば躊躇なく呼んでほしいと思います。生活の場での療養を続けるにあたり、そのような体制があることは必須です。それに応えられるように私たちも知識や技術を深めていきたいと考えています。
今週の土曜日には小学生の息子たちの運動会です。来週は中学生の息子の合唱コンクールです。運動会も合唱コンクールもかなりの縮小版ですが子どもも私もとても楽しみにしています。子ども達が頑張っている姿をみられるのは嬉しいですから。だから、金曜日までにはレセプトを終わらせます!
そして、またしっかりお伝えしますが、当事業所でも精神科看護を受けられるようにスタッフ2名に必要な研修を9月から受けてもらいました。2人とも研修とテストを終わらせて修了できたので精神科看護の指定事業所としての申請をしています。私もその資格を得るために今後研修を受けていく予定です。看護の幅が広がるといいなと思っています。


話題になってますね。劇場版「鬼滅の刃」。私はアニメもコミックもみていませんが、我が家の子ども達は鬼滅ファンです。だから、もちろん映画も観に行きました。子ども達はもう2回もみました。そして私も観てきました。人気のある映画なので電車の時刻表のように上映時間がずらり。コロナ禍により座席間隔をあけて販売されていたのが、「鬼滅の刃」は違って、探した映画館ほとんどが隣、前後の座席間隔をあけていませんでした。活発におしゃべりするような場所ではありませんが、やはり「密」は気になるので前後・左右の間隔をあけて販売している映画館に行ってきました。
率直な感想は、映画に魅了されました。子ども達の感想は「戦うシーンがかっこいい」。確かにそうだと思います。最先端の3D技術を駆使した美麗アニメーションで描かれています。二人の戦闘シーンですが、どちらも一本筋の通ったキャラクターで、その筋の違いでぶつかっている。その対比が面白いしそれを表現しているアニメーションがきれいでした。のまれていきます。
話の内容も心に響きました。私が映画の解釈を語ると事実と違うかもしれず、その辺りはご了承くださいませ。
精神の無意識領域。その領域はそれぞれのキャラクターによって様々に描かれています。真っ暗だったり、とてもきれいな広い海のようだったり、炎のようだったり。その無意識領域の中にある精神の「核」。それもキャラクターそれぞれ。「夢」を通してそのキャラクターの精神がみえて、また物語上の欲求や欠落しているのもの、いわゆる葛藤の軸となるコンプレックスが解決していく。
コロナ禍のギスギスした空気や著名人の自殺など、昨今「生きる」ことを考えさせられる風潮の中のこの映画。心打たれます。「何のために生きているのか」とか「生きる意味は」とか「自分の使命は」なんて考えなくても良いと思います。そんなことへの答えなんて誰も知らないし答えがあるのかも分からない。ただ生きていれば良いのだと思います。よつばの理念にかかげている「自分らしくいききる人生・・・」。自分らしくって?それも、自分が「生きている」と思えていればその人らしいのではないのでしょうか。
映画の最後に流れるLisaさんの「炎」。この映画のためにつくられた曲なのでしょうか?詳しくは知りませんが、タイトルも歌詞も映画のストーリーを歌っているような内容でした。
映画の感想を一言でと言われたら。「生きることに迷ったとき観たい映画」って答えるかな。
家にあるコミック本。全く興味が無かったのに読んでみようと思います。漫画を読むってこと、子どもの頃からしたことないです。人生いつどこで、何があって、何に興味を惹かれるかわからないものですね。だから「生きる」ことは楽しいと思います。


あと10日で10月もおしまいです。9月は全て初めてだったけれど、シフトを組むのも、レセするのも、他事業所とのやりとりも初めての事では無くなりました。8月から始めた営業活動も少し慣れてきました。時間を見つけては病院や、在宅クリニック、ケアマネさんのいる居宅支援事業所をまわっています。まだまだ、仕事に直接つながることが少ないですが頑張っていきます。
実は、10月は利用者様が減りました。遠方から名古屋に治療のために来られていた方が一旦治療を終えられて帰られました。教育入院のために自宅を離れた方、病状が思わしくなく病院で治療を受けるために入院された方などみえて、9月よりも訪問件数は減っています。それでも、今みさせていただいている方の中には注意深く経過をみていかないといけなかったり、他事業所と情報交換しながら支援に入らなければならなかったりと支援の内容としては忙しく、試行錯誤する日々が続いています。
訪問件数が少ない今のうちに、今月はスタッフ全員健康診断を受けてもらうことにしました。とりあえず、管理者の私は終わりました。あとのスタッフも今週来週で受けてもらい、更に今日は全員でインフルエンザの予防接種も受けました。病院勤務の時は当然のように受けていた健康診断や予防接種。今は、スタッフや自分の健康管理の責務があります。健康診断したからおしまいではなく、毎月のシフトを組む際も、連休をつけてしっかり休めるようにとか、訪問時の車での移動でも急がせるようなスケジュールを組んでないかとか。気づかずに移動のキツいスケジュールを組んでることもありました。次の週にその移動スケジュールで自分が訪問して初めて、このスケジュールはキツい!と気づいたのです。スタッフは頑張ってしまうので、決められた通りに動いてくれてたんですね。管理者としてまだまだです。
よつばのスタッフはとても真剣に働いてくれます。一つ一つの訪問でしっかりアセスメントして実践します。それを記録にしっかり残してくれるので、訪問先で何を考えてどんなことをしてきたのか、とてもよくわかります。訪問先で判断に困った時は、その場で私に連絡をくれます。一緒に考えて対応し、事務所に帰ったらまた考察します。他職種ともそれに関して積極的に連携をとり情報共有するよう努めています。まだ始まったばかりの事業所ですが、もっともっと多くの人に「訪問看護ステーションよつば」のことを知ってもらいたいなと思います。なので、残り少ない10月もできる限りたくさんの場所に出向きたいと思っています!