訪問看護ステーションよつば

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今年もあと3週間余りとなりました。でも全然そんな感じしません。コロナのせいもあるのでしょうか。落ち着かない日々を過ごしています。本当は病院やケアマネさんのところに出向きたいですが、病院は入院患者様の家族の面会さえ受け入れていません。そんな中、病院に出入りしにくいですし、ケアマネさんのこところも対面でのお話を避けているところが多いです。先月は営業がしにくい雰囲気と、新規の方がみえたり連携に時間をかけたりで営業できずにいました。開所してまだ3ヶ月の事業所なので、まだまだ余力があります。やっぱり頑張らなければ!という思いで、営業の方法を変えてみることにしました。基本、対面できないですし、対面できても短い時間しかとることができません。パンフレットや名刺を渡すだけでは伝わらないので、チラシを作ってみました。写真のチラシです。どんな事が得意か、どれくらい受け入れられる状況なのか、一目見て分かるように工夫しました。これだったらFAXもできます。FAXだと白黒なので印象としては薄いかなと思いますが。
9月に開所しましたが、その半年前から準備をしてきました。その時はもうコロナの感染が日本でも広がってきていて、学校の一斉休校などが始まった頃でした。そんな時期に起業に踏み切ることに反対する意見もあれば、悪い条件の中で乗り越えていければきっと強い会社になるよ、と応援してくれる方もみえました。今は本当に条件が悪いと思っています。コロナの感染のリスク(スタッフや利用者様)もあるし、営業もできないし、手袋やマスクなど以前より高いし、スタッフと忘年会してねぎらうこともできないしなどなど・・・。まあ、大抵はコロナのせいにできる状況です。しかし、地域で看護師として働きたい、誰かの助けになりたい、そんな志についてきてくれたスタッフもいる、利用者さんから「ありがとう」と言っていただけるというこの状況が、コロナ禍で受ける悪い影響を乗り越えられると思わせてくれます。これぞ根拠の無い自信かもしれません。コロナの影響は営業方法や感染防止策などいろいろな事を考えさせてくれます。それを事業所にとっていい方向にもっていけるようにしたいと思っています。
コロナの影響は我が家のお正月の過ごし方も変えます。毎年父親や姉妹、姪っ子、甥っ子などと集まって、わいわいやっていました。今年はそれも中止です。私は仕事をするのでまあいいやという感じですが、問題は子ども達です。お年玉をもらうことができなくなってしまうからです。姉妹で考えて、今年はPayPayを使う事にしました。私は三姉妹で、それぞれ3人の子どもがいます。父親からすると孫が9人です。9人の子ども達のお年玉の額を姉妹で決めて、差額をPayPayで払ったり受け取ったりします。そして、自分たちの子どもがうけとるお年玉を親が用意するという方法です。姉たちには会えませんが、姉たちからだよ~という風に渡します。子ども達からしたら結果が全てでしょうから。こんな風にお年玉の準備や渡し方も今年は例年とは違います。仕事に限らず、様々な場面で考え方や行動を変えなければならないです。頑張っていくしかないと思います。
よつばブログでは、最近コロナネタが続いてしまいました。よつばのInstagramはスタッフが作ってくれています。猫ちゃんや食べ物がよく出てきますが、スタッフの仕事への熱意や考え方なども垣間見えます。是非のぞいてみてください。私も楽しくみさせてもらっています。週明けから寒くなりそうです。今年は、風邪さえひけない年です。状況は皆同じ。体を大切にみんなで頑張っていきましょう。


読んで字のごとく、他の職種とも連携していくこと。この「他職種連携」って病院勤務の時も今もよく耳にします。連携とは「同じ目的のために連絡し協力しあって物事をすること」だそうです。この「同じ目的のため」ってところが大切。一人の利用者さんに何カ所からか訪問看護に入ることがあります。また、介護員(ヘルパー)さんが支援に入ることも。そしてもちろん医師もいます。船に例えると想像しやすいのですが、大きな船にみんなが乗って、ある島(目的)に向かっている感じです。協力しあってそっちへ向かう。連携がとれていない状態というのは、みんなが一つの船に乗っているけれど、ただ流されて乗っているだけの人、一人はA島を目指しているけれどもう一人はB島を目指している、更にもう一人はC島を目指している。そうすると船はいっこうに目的地までは行けません。広い海の上であっちこっち漕ぐから揺れているだけで、場所はずっとそこ。
訪問看護ステーションよつばの理念として「生活の場で生ききることを支援する」とあげています。私は、事業所としてもスタッフがみんな同じ方向に舵取りをしているだろうかと考えています。少し船が揺れだしたら、私たちの目指す島(理念)はどこだった?と立ち返る。そんな繰り返しだと思っています。
他職種連携の話に戻りますが、いろんな職種の方々と支援していく中で、時に方向性が違ったりすることがあります。どっちが正しくてどっちが間違ってるというように白黒付けられない状況です。職種が違えば見る視点が異なってくるし、経験によっても異なってきます。でも、もう少し方向を合わせたいと思うことがあるのです。11月はそんなことを経験し、他職種の意見を聞いたり、実際に一緒に支援に入って意見交換したり、レクチャーを受けたりしました。そんな中で利用者さん本人の思いも上手にくみながら、他の職種に看護としての意見を聞いてもらうというのは本当にパワーのいる作業でした。今もまだその作業の途中ですが、いろんな方に助けてもらいながら、船を少しずつ目的の島まで近づけていきたいと思っています。
今日から12月になり寒さも増してきました。本格的に冬になっていきます。朝お布団から出られない、夕飯に鍋が頻繁にでる、子どものサッカーを見に行くのがおっくうになる、朝のランニングが減っていく・・・など大抵今後の事が想像できます。でも、頑張ってお布団から出て、子どものお弁当作りをがんばる、夕飯にお鍋ばかり出さない、子どもが頑張っているサッカーを見に行く、自分も運動がんばる!に変えていきたいと思います。


新型コロナウイルスの第三波と呼ばれる流行のまっただ中です。今がピークなのか、これ以上のピークがくるのか、自分やスタッフが感染するのかなどなど考えてみますが先のことはわかりません。ただ、感染防止のための行動を継続していくことが重要だと思っています。
私が病院勤務の時、耐性菌が院内感染したことがありました。職員の手を介して患者さんに伝播されました。それまでも感染対策委員が中心となって、感染対策の教育から実践まで取り組んでいましたが、実際に院内感染が起こってからの感染予防に対する行動は変わりました。患者さんに伝播させたことの責任、院内感染は私たちの行動で防げることを痛感し「一行為一手指消毒」が徹底されました。数多く手指消毒していれば良いわけではなく、「適切なタイミング」での手指消毒を教育されました。「感染予防の5つのタイミング」です。「患者に触れる前」「清潔・無菌操作の前」「体液に暴露された可能性のある場合」「患者に触れた後」「患者周辺の物品に触れた後」の5つです。自分も患者さんも双方が何らかの菌やウイルスを持っているという前提でこのタイミングで手指消毒を行います。今月初めのスタッフカンファレンスでも、このことについてスタッフに再度確認をしました。
しかし、新型コロナウイルスに関しては、職場のみならず私生活においても感染防止策をとって行かなければなりません。私たちも生活しなければならないし、娯楽も求めます。買い物に行ったり、友人に会ったりすることもあります。集団行動をとっている子ども達とも生活しています。基本は3密を避けること、マスクを着用しうがい手洗いの適切なタイミングでの励行です。これらを前提としていますが、もしもそれでもスタッフが感染した場合を想定しその後のことを考えています。スタッフが感染したら2週間の事業所の休止が求められます。もし、スタッフ間で感染が伝播すれば、それ以上の休止となるでしょう。医療依存度なども加味して利用者さんそれぞれで想定している対応は異なりますが、いざという時にすぐに対応できるよう具体策を作っている過程です。その対応の中には、他の事業所への応援要請も含まれています。でも、その時になってみないと他の事業所がその時対応できるかもわかりません。具体策を考えながらも、やはりコロナが収束してくれることを願わずにはいられません。ということで写真の御朱印です。御朱印は先月のものですが、先日も参拝してきました。「アマビエ様~、どうかコロナが収束して安心できる生活ができますように」と。神頼み、感染防止策の徹底、感染を想定した具体策でなんとか乗り切りたいです。
今日、本当は「他職種連携」の話題を書こうと思っていましたが、コロナのことになってしまいした。中日新聞の朝刊に薬剤師さんとの連携の話が掲載されていました。患者さんの利益につながる連携がとれている事例です。私たちも「連携」と言いながら利用者さんの利益につながる連携が取れていないことがあります。今その課題に直面しており、具体的に動いていく道筋を立てたいなと思っています。明日スタッフ間でも意見を出し合う時間を作り、今抱えている問題を少しずつ小さくしていきたいなと思っています。


今日は午前中、訪問がありましたが午後はスタッフが訪問に出てくれたのでお昼からお休みを頂きました。平日のお休みは何しようかとワクワクします。子どの達が学校に行っており一人で好きなことができるので。サウナで汗を流したい、ステーキ食べたい、美容院行きたい、ケーキ屋さん行きたいなどなど、なかなか決められず・・・。結局は、たまにはおうちで子ども達が帰って来た時に「おかえり」って迎えようと思い家に帰りました。でも、リビングに陽が当たっていてぽかぽかして幸せなお昼寝時間となり、気がつくと子ども達は皆、おうちでそれぞれの時間を過ごしていました。近くにいた次男に「いつ帰った?」ときくと「さっきだよ。ママ!って何回か呼んだんだよ。そしたらけんちゃん(長男)にママを起こさんといて。寝かしといたってって言われたからそのままにしたよ。」と言われました。
ちょうな~ん。なんでそんなにママに優しくしてくれるの~。昨日の朝、長男と喧嘩しました。だって、毎朝起きてこない、リビングの机に自分のものを出しっ放しにする、毎朝学校に行かない!って言う、朝ご飯食べたらベッドに戻ってしまうなどなど・・・。だから喧嘩というか、私が一方的に怒りをぶつけてしまいました。そんなことって何年も繰り返していて、全然成長しない母。それでもいつも優しい子ども達。きっと子どもの優しさに私が甘えていて感情をぶつけてしまうんです。反省反省。というわけで、せっかくの半日休みなのに私のお昼寝で終わり、時間があるからハンバーグ作ろう!って思っていたけれど、それもできずいつもどおりの適当な夕飯となりました。いつも遅めの夕飯ですが、今日は早く食べさせてあげられたので良しとします。
お仕事の話になりますが自力では動けず呼吸器もつけてみえる方が、来月外出の予定をヘルパーさんと立てられていました。寒くなってきましたが、なかなかバイタリティーある方です。全介助で生活されている方の移動はご本人のストレスも相当だと思います。呼吸器を付けていて話すことができないし、ベッドではパソコンを操作して文字をうちますが、ベッドから離れてしまうとそれもできません。目で50音順を羅列した版の文字を追ってもらい、その視線が指す先の文字を私たちが読み取ります。国会議員でもあるALSの船後さんがそれでコミュニケーションをとっている場面がテレビでも報道されていたので、みたことがある方もいらっしゃると思います。コミュニケーションだけでなく、車椅子にのってる間の体のポジションや、痰の上がりによる苦痛など、そばにいるヘルパーさんが表情や呼吸器の音などに気を配って対応してくれます。本当は私たち看護師も、そのような移動や外出にお供できるとより安心して出かけられるのになあと思います。現状ではヘルパーさんは「移動支援」という形で外出の付き添いができますが、私たち訪問看護師は原則、生活している場所(自宅や施設)での仕事になりますので、外出に付きそう事ができません。必要な場合は、保険外での対応となります。外出先での利用者さんの表情や様子などみてみたいです。通常の訪問では私たちが利用者さんと向き合うのは一日の中の一時間程度ですから。ヘルパーさんみたいに訪問看護にも「移動支援」とか「外出支援」なんていうのがあると、利用者さんの生活の幅も広がるのになあって思います。
さあ、明日の朝は怒らないで一日を始めたいと思います!



11月も早いですね。レセプトが終わって一息つこうと思いましたが、そんな時間もなくバタバタしています。良いことですね。仕事があるなんて有り難い!ご縁があって利用者さんをご紹介頂き、新規の依頼も受けているところです。9月の開所以来、医療依存の高い方や子どもなど医療保険対象の方しかいませんでした。ですが、今回の新規の依頼の中に介護保険対象の方がみえます。介護保険の訪問看護は、ケアマネージャーさんの作成したケアプランに基づいて訪問します。不慣れなので不安もあります。レセプトも介護保険の請求したことないですから。また来月の初めは頭を抱えることになります(;.;) 
上の写真は、訪問の移動中に撮影したものです。この日は歩いて訪問に行きました。なのでゆっくり風景を楽しみました。川沿いの紅葉がきれいですが、ここは春になると桜並木です。季節を感じることができる場所なので、私のランニングコースにもなっています。忙しい中でも仕事途中にこんな景色を楽しめるのは訪問看護の特権です。今日は利用者さんのお宅で一緒に空をみました。その方は普段ベッドの上で生活されています。ご自身でベッドの端に腰掛ける事は困難で、ヘルパーさんの介助のもと端座位(ベッドの端に腰掛けて、床に足を伸ばしている状態)をとりました。ベッドからは空は見えないけれど、端座位になると外の景色をみることができます。床に足をつけて、背中をベッドから離して、支えは常時必要ですが、数分間端座位で座っていました。その時の一言が「空がきれい」でした。季節や、きれいなものを感じることって癒やされます。
忙しいなかでも、そんなことを感じる時間があることは幸せです。明日は、スタッフと共に市外へドライブです。ちゃんとお仕事です。先月、遠くの病院に入院した利用者さん。退院がみえてきたので、様子を伺いに行ってきます。
中旬になるのでそろそろ来月のシフトも組んでいかないといけないです。来月はお正月もあるので1月の始めまで考えないといけないですね。お正月は利用者さんのご希望をききながら訪問したり、お休みしたりです。お正月の訪問って、道が空いていて結構好きです。熱田神宮周辺だけは避けないといけませんが。事業所としての初めてのお正月を無事に迎えられるように、残りの2020年を走り抜けます!